生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。
どちらが気高い心にふさわしいのか。
非道な運命の矢弾をじっと耐え忍ぶか、
それとも、怒濤の苦難に斬りかかり、
戦って相果てるか。死ぬことは──眠ること、
それだけだ。眠りによって、心の痛みも、
肉体が抱える数限りない苦しみも
終わりを告げる。それこそ願ってもない
最上の結末だ。死ぬ、眠る──
眠る、おそらくは夢を見る──そう、そこでひっかかる。
一体、死という眠りの中でどんな夢を見るのか?
ようやく人生のしがらみを振り切ったというのに?
だから、ためらう──そして、苦しい人生を
おめおめと生き延びてしまうのだ。
河合祥一郎訳
2:57
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