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黒澤明監督「乱」1985 佐賀新聞

佐賀新聞で名護屋城がドドーンと一面に紹介されました。元鎮西町商工観光課係長の山下耕司さんのお話が非常に興味深いです。
ただ、現場で撮影隊の世話をする行政職員は山下さんだけだった。上司からは「役場の人間がそこまで首突っ込まんでもよか」と言われ、近隣市町の反応もいまひとつ。「今なら知事まで飛んで来るだろうけどね」。映画を観光浮揚に当て込む発想はまだなかった。
高校生の頃に映画館で「乱」を鑑賞した記憶があるのですが、その時代はフィルムコミッションなんてなかったのでしょう。しかし既に世界のクロサワと呼ばれていた黒澤明監督の映画のロケ地に選ばれるなんて凄いと思いませんか。
「黒澤が興味を示している」「城郭のパンフレットを送って欲しい」プロダクションから町役場にロケの打診があったのは1984年春。しかし当時は観光客もほとんどいない、やぶだらけの場所だった。パンフレットなどあろうはずもなく、町商工観光係長だった山下耕司さん(76)が手製の、今でいうプロモーションビデオを送った。
デジタル機器が溢れている今でもパンフレット送れと言われたら、素直にパンフレットだけを送りそうです。この記事を読んで、すぐに山下さんのご自宅に伺ってお話を聞いたのですが、観光地は一番最初のコンタクトが大事だそうです。そしてトップセールスも重要だと仰っていました。詳しいお話はまた改めて記事にしたいと思います。
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