:影武者
:(奥に石垣がないのでここではない?)
泰巖宗安記:影武者(映画)のロケ地
黒澤明監督の作品影武者は、隆大介という新人を信長役に抜擢し、色黒で精悍という新しい信長像を描いたものである。
その冒頭、野田城攻囲中の武田軍の中を一人の武者が水の手を掘り当てたことを注進する為に駆け抜けるシーンがある。
ソレこそ、安土城天主跡入口から伝菅屋邸への道である。
このシーンで使われた石段は切石が使われており信長時代のものではなく、平成の発掘調査の始まる前に石垣整備工事の際に、石垣を取り外し瓦礫の下から現れたものである。安土城の謎の一つでもある。現在は閉鎖されており見学不可能であるが。
https://kojodan.jp/castle/19/photo/10954.html
立ち入り禁止になってて行けませんでした
立ち入り禁止になってて行けませんでした
http://2011deko.blog.fc2.com/blog-entry-467.html
八角平までの道のり
https://www.shirofan.com/shiro/kinki/azuchi/tour1.html
安土城の主郭を守る虎口は、「黒金門の虎口」「八角平方面の虎口」の2ヶ所。この八角平方面の虎口にもその堅牢さで魅力があり、通行可能だった17年前頃の写真でご紹介します(現在、天主台から八角平方面は通行止めとなっています)。
八角平までの道のり
天主台から八角平方面へ下る
ここから現在通行止めとなっているエリア。堅牢な穴太済み石垣と石階段が続く。長さ約60メートル、幅約3メートル。途中で七回ほぼ垂直に曲がり、三重の門を設けるなど複雑な構造だ。両側の石垣が高いことから地下通路とも考えられている。
落城時の火災で赤く変色した石垣
石階段を少し降り、振り返ったところ。石垣が赤く変色しているのは火災の跡。この通路を降りていくと、黒金門同様に、堅牢な虎口に出会う。
八角平方面の虎口
安土城の主郭を守る虎口。正面に進めば台所の釜跡、左に曲がれば搦手道や八角平。
虎口には門跡の礎石が見られる。
その虎口を上からみた写真。黒金門とともに主要エリアを守る虎口であることがよく解る堅牢さだ。三方の通路が合流しているのが分かる。右手が台所跡の門跡(礎石が確認できる)、左手が天主台へと続く地下通路の門跡(礎石が確認できる)、奥は、搦手道、八角平へと通じる。
搦手道付近から八角平方面の虎口を望む
虎口を抜けて振り返ったところ。写真には写っていないがちょうど左手が搦手道からの合流点。搦手道はゆるやかなスロープが続く道で物資の搬入に使われていたそうだ。
八角平
八角平の風景。17前の写真だが、すでに朽ち果てた案内板が見える。当時は、八角平まで来れば、搦手道から下山するか、大手道までルートを戻る道のりだった。
本丸北虎口石垣と石段:
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屈曲する本丸搦め手:
これは安土城だろう:
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