淡路島、鎌倉が舞台になるっているのは日本の歴史、もっと言えば皇室の歴史が物語の裏テーマにあるからでしょう。
近親相姦の歴史をどう外に開くのか、本来なら純文学が行うべき模索がここにあります。
特に淡路島が重要で、西田敏行版が自分にとって否定しきれない作品となっているのはちゃんと淡路ロケをしているからです。海がいい象徴になっています。
近親相姦←→海
ということです。
この片岡千恵蔵版は淡路への海路がアクションシーンになっていて呆気にとられました。
ところでラストシーンのロケ地はどこなんでしょう?江ノ島海岸?シナリオに指定されているのか気になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿