◇ 「ANTINOMIE展」カタログ / antinomie展 カタログ完全再録
http://correlative.org/publishing/antinomie.html
http://correlative.org/publishing/annual01.html
純粋理性のアンチノミー 先験的理念第一の自己矛盾<量>
http://correlative.org/exhibition/antinomie/kant1.html
正命題 | 反対命題
世界は時間的な始まりをもち、 | 世界は時間的な始まりをもたないし、
また空間的にも限界を有する。 | また空間的にも限界をもたない、
| 即ち世界は時間的にも空間的にも無限である。
純粋理性のアンチノミー 先験的理念第二の自己矛盾<質>
http://correlative.org/exhibition/antinomie/kant2.html
正命題 | 反対命題
世界においては、合成された実体は | 世界におけるいかなる合成物も
すべて単純な部分から成っている、 | 単純な部分から成るものではない、
また世界には単純なものか、 | また世界には、
さもなければ単純なものから成る | およそ単純なものはまったく実在しない。
合成物しか実在しない。 |
純粋理性のアンチノミー 先験的理念第三の自己矛盾<関係>
http://correlative.org/exhibition/antinomie/kant3.html
正命題 | 反対命題
自然法則に従う原因性は、 | およそ自由というものは存しない、
世界の現象がすべてそれから | 世界における一切のものは
導来せられ得る唯一の原因性ではない。| 自然法則によってのみ生起する。
現象を説明するためには、 |
そのほかになお自由による |
原因性をも想定する必要がある。 |
純粋理性のアンチノミー 先験的理念第四の自己矛盾<様相>
http://correlative.org/exhibition/antinomie/kant4.html
正命題 | 反対命題
世界には、 | およそ絶対に必然的な
世界の部分としてかさもなければ | 存在者などというものは、
世界の原因として、 | 世界のうちにも世界のそとにも、
絶対に必然的な存在者であるような | 世界の原因として
何か或るものが実在する。 | 実在するものではない。
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