2025年12月25日木曜日

ワン・バトル・アフター・アナザー - Wikipedia

ワン・バトル・アフター・アナザー - Wikipedia

ワン・バトル・アフター・アナザー

ワン・バトル・アフター・アナザー』(One Battle After Another)は、2025年アメリカ合衆国アクションスリラー映画。監督・製作・脚本はポール・トーマス・アンダーソン、出演はレオナルド・ディカプリオレジーナ・ホールショーン・ペンアラナ・ハイムテヤナ・テイラー英語版ウッド・ハリスベニチオ・デル・トロチェイス・インフィニティ[4]

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの配給で2025年9月26日に米国で公開された[5]

本作の最後では、2024年に死去したアダム・ソムナーに捧げられている。

ストーリー

カリフォルニアの移民収容所から移民を救出する極左革命グループ「フレンチ75」のメンバーである「ゲットー」ことパット・カルフーンレオナルド・ディカプリオ)とパーフィディア・ビバリーヒルズテヤナ・テイラー英語版)は、作戦中に収容所の指揮官スティーヴン・ロックジョー警部(ショーン・ペン)を屈辱的に出し抜く。ロックジョーはパーフィディアに異常な性的執着を抱くようになる。パットとパーフィディアは恋人となり、フレンチ75は政治家事務所、銀行、電力網への攻撃を繰り返す。ある爆弾設置の現場でパーフィディアを捕らえたロックジョーは、モーテルでの性的関係を条件にパーフィディアを解放する。

パーフィディアは娘シャーリーンを出産するが、革命活動を優先し、パットと娘を捨てる。銀行強盗の失敗でパーフィディアは逮捕され、ロックジョーの提案でフレンチ75の仲間を密告。証人保護プログラムに入り、ロックジョーは情報を基にメンバーを次々と射殺または逃亡に追い込む。パットは娘シャーリーンを連れ、それぞれボブ・ファーガソンウィラ・ファーガソンとして身を隠す。パーフィディアはロックジョーの監視を逃れ、メキシコへ逃亡する。

16年後、聖域都市バクタン・クロスで暮らすボブ(パット)は薬物中毒とパラノイアに苛まれ、自立したティーンエイジャーに成長したウィラ(シャーリーン、演:チェイス・インフィニティ)を過保護に守って二人で暮らしている。

一方、ロックジョーは反移民政策を通して警視[6]に昇進し、白人至上主義秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」に入会する。黒人女性であるパーフィディアとの過去の関係を隠し、ウィラが実子である証拠を探すため、先住民の賞金稼ぎ・アヴァンティQ(エリック・シュヴァイク英語版)を雇い、ボブの同志ハワード・サマーヴィル(ポール・グリムスタッド英語版)を捕らえるが、これがフレンチ75の残党に警報を発する。

ロックジョーは移民と麻薬の取締作戦を装い、軍をバクタン・クロスに派遣する。フレンチ75のメンバー・デアンドラレジーナ・ホール)が学校のダンスパーティー襲撃前にウィラを救出する。薬物で朦朧とするボブは寝室の隠しトンネルを使い辛うじて自宅を脱出するが、フレンチ75のホットラインのパスワードを忘れ助けを得られない。ウィラの空手師範セルジオ・セント・カルロスベニチオ・デル・トロ)に助けを求め、不法移民を隠しトンネルで避難させるが、屋根伝いの逃亡中に転落し逮捕される。

デアンドラはウィラを革命尼僧の修道院に連れ、母パーフィディアの裏切りの真実を明かす。結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」は会合を開き、ロックジョーの過去の関係の証拠を発見し、メンバーの1人ティム・スミスジョン・フーゲナッカー英語版)に抹殺を命じる。

ロックジョーは修道院を襲撃し、ウィラのDNAを採取し自身のものと照合させ、自分が実父であることを確認する。セルジオはボブの脱獄を手配し修道院へ運ぶが、警察の追跡をかわすため車から投げ出す。ボブは車を盗み修道院に到着するが、セルジオのライフルでロックジョーを撃つも当たらない。ロックジョーはアヴァンティにウィラの処分を命じる。

キャスト

主要人物

極左革命グループ「フレンチ75」の元メンバー。パーフィリアとの娘ウィラを守ろうとするが、アルコールと薬物依存で精神的にも脆くなった父親。組織の崩壊後、名前を「ボブ・ファーガソン」に変えてウィラを守る隠遁生活を送る。父親として過保護になり、携帯電話を持たせない、友人との交流を制限するなどウィラの行動を厳しく制限。ロックジョーに娘が狙われる事態になると、再び革命の世界への助けを求め、センセイやデアンドラらと協力して救出に奔走する。パスワードを忘れていたり、薬でボーっとしていたりと、人間的な弱さも強く描写される。
「フレンチ75」を追う軍人。反移民機関「MKU」の指揮官でフレンチ75の活動を粛清するため追跡・逮捕・殺害を指示する。パーフィリアと関係を持ったこと、また混血の娘ウィラが白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」の規則に反する存在であるとして、娘の存在を消そうと画策する。物語中盤・終盤でウィラのDNAテストを強制するなど狂気じみた行動を取り、自らのイデオロギーの矛盾にも苦しむ。
パットとパーフィディアの娘。16歳になり、父親が作った"危険から守るためのルール"の中で成長しながら、自分自身を確立しようとする。学校のダンスに行きたいなど普通のティーンエージャーとしての願望を持つ一方で、父の過去・革命の遺産に巻き込まれていく。ロックジョーの襲撃でデアンドラに救われ、修道院に匿われる。その中で母パーフィリアの裏切りなどの真実を知り、自分のアイデンティティと向き合う。終盤ではアバンティーQの車と銃を使って逃走し、クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブの工作員ティムを迎え撃つなど、自立した行動をする。父との再会の際にも、ただ"救われる"だけでなく、自分の父親かを試すパスワードを要求してボブを試すなど、自分の立場をはっきりさせる。
ウィラに空手を教える先生であり、移民コミュニティの支援者。フレンチ75の元構成員でもあり、ボブとウィラを守るため静かなリーダーシップを発揮する人物。緊張した状況でも冷静さを保ち、ボブに逃亡ルートや隠れ場所を提供し、移民たちの避難も手配する。ボブが捕まったときには脱走を助けたり、ウィラの匿われ先に向かう車を運転したりするなど、"裏方組織"として機能する。
「フレンチ75」のメンバーであり、ボブの同志であり恋人。移民施設の解放作戦など実行部隊として果敢に行動する。ロックジョーを性的・政治的・心理的に挑発することもあり、それがロックジョーの執着と復讐心を煽る。ウィラを産むが、母親として家庭に留まることに耐えられず、革命の道を選び続ける。銀行強盗作戦での失敗で逮捕され、ロックジョーに証人として情報を与えることで刑務所行きを回避するが、その後メキシコへ逃亡。物語終盤には娘への手紙を残すなど、かつての行動を反省し、自分なりの希望を見せる。

フレンチ75

「フレンチ75」のメンバー。ボブとパーフィリアの古くからの同志であり、ウィラを守ろうとする革命活動の中で情に厚い"母性的/支え役"的な存在として機能する。ウィラが学校のダンスパーティで襲撃を受ける時、ウィラを救出し修道院へ送り届ける。自ら前線に立つわけではないが、リスクを取って他の革命メンバーとの情報共有や保護活動、避難計画を実行する。
「フレンチ75」のメンバー。
「フレンチ75」のメンバー。
「フレンチ75」のメンバー。
  • コムラッド・ジョシュ - ダン・カリトン
「フレンチ75」のメンバー
  • タリーランド - ディジョン・ドゥエナス
「フレンチ75」のメンバー。
「フレンチ75」のメンバー。ロックジョーによって捕らえられ情報を引き出されるなど、革命組織への負荷となる出来事に巻き込まれる。彼が捕獲されたことでボブや他のメンバーへ危険信号が発せられる。

クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ[注釈 3]

白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のメンバー。
  • サンディ・アーヴァイン - ジム・ダウニー
白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のメンバー。
白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のメンバー。
  • ビル・デズモンド - D・W・モフェット
白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のメンバー。

その他

白人至上主義の秘密結社「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」に暗殺者として雇われる。ロックジョーの秘密の露見を防ぐために動き、修道院襲撃や追跡戦でウィラを追い詰める。
娘を"処分"する任務を持っている。
  • ダンヴァース - ジェームズ・レターマン
スティーブンの副官。
  • ミニー - スターレッタ・デュポア
パーフィディアの祖母。

製作

2023年6月、ポール・トーマス・アンダーソンの新作映画の配給権をワーナー・ブラザース・ピクチャーズが獲得した。当初、ホアキン・フェニックスヴィゴ・モーテンセンレジーナ・ホールの出演が噂されていた[11]。2024年1月、レオナルド・ディカプリオショーン・ペン、レジーナ・ホールの出演が決定した[12]。2024年2月、アラナ・ハイムテヤナ・テイラー英語版ウッド・ハリスシェイナ・マクヘイル英語版チェイス・インフィニティがキャストに加わった[13]。ディカプリオの出演料は2000万ドルとされる[14]

撮影は、『BCプロジェクト』というワーキングタイトルの下、2024年1月22日までにカリフォルニア州で開始された[15][16][17]ハンボルト郡全域、ユーレカアーケータ、カッテン、トリニダードで11日間撮影された[18]。2月3日、製作チームはサクラメントに移り、サクラメント郡庁舎とサクラメント郡裁判所英語版で撮影が行われた[19]。カリフォルニア州アラメダ郡バークレーでは、撮影のためにホームレステントが撤去され、物議を醸した[20]。2024年6月には、テキサス州エルパソでもロケ撮影が行われた[21]。本作の撮影には、ビスタビジョンカメラおよび35ミリフィルムが使用された[22]

ジョニー・グリーンウッドが作曲を務めた。長編映画でアンダーソンとタッグを組むのは、本作で6度目となった[23]

2024年2月、アメリカのエンターテインメント専門誌であるバラエティは、製作予算を1億1500万ドルと報じた[1]。同年8月、ウォール・ストリート・ジャーナルが、予算は「1億4000万ドル以上」であるとした上で、アンダーソン監督の最高興行収入映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の興行収入はわずか7600万ドルだったが、「ワーナー幹部らはディカプリオの興行成績が本作の予算を正当化すると述べている」と報じた[2]。また、アンダーソンが以前にトーマス・ピンチョンの『LAヴァイス』を映画化していること挙げ、ピンチョンの『ヴァインランド』からいくらかのインスピレーションを受けているという噂も流れた[24][25]。本作が『ヴァインランド』にゆるやかに基づいていることは後の試写で確認された[26]

日本時間の2025年3月21日に初めての映像となる「予告編の予告編」が公開された。

公開

当初、米国での公開日は2025年8月8日の予定だったが、製作・配給のワーナー・ブラザーズは公開計画を変更、公開日は9月26日になった[27]。アンダーソンの映画としては初のIMAX公開となる[28]。また、ビスタビジョンで撮影された本作は、一部劇場ではIMAX史上初となる全編1.43:1の拡張アスペクト比で上映されることも決定した[29]

評価

本作は批評家から激賞されており、アクションの迫力とテーマの深みを兼ね備えたポール・トーマス・アンダーソンの最高傑作の一つとして評価されている。俳優陣の演技、特にディカプリオインフィニティペン、テイラーは高く評価され、映画全体としてエンターテイメント性と社会性を高く認められている。批評集積サイトRotten Tomatoesでは、414人の批評家のレビューのうち94%が肯定的な評価を下している。同サイトの評論家総評は、「息を呑むようなアクションシーン満載の壮大なスクリューボール・アドベンチャー『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品の中で最もエンターテイメント性に富み、同時に最もテーマ性豊かな作品の一つである」となっている[30]Metacritic 63人の評価に基づき、100点満点中95点という「普遍的な称賛」の評価を与えている[31]CinemaScoreによる観客投票では、A+からFの評価の平均で「A」を得た[32]

RogerEbert.comのブライアン・タレリコは 「ウェザー・アンダーグラウンドの実話や映画における反乱の描写など、幅広い影響を遊び心たっぷりに織り交ぜた、時代を超えた抵抗の物語である。同時に、混沌とした機械に巻き込まれた人間たちを描いた、驚くほど推進力があり、楽しく、そして最終的には感動的な作品でもある」と評した[33]。 「ザ・ニューヨーカー」のジャスティン・チャンはこの映画を「父と娘の壮大な物語であり、非常に個人的な感情がほとばしる。ボブとウィラが共演するシーンは片手で数えられるほどだが、二人の繋がり――保護欲、苛立ち、そして激しく無条件の愛が渦巻く――が、この映画とその激しく渦巻く部分を一つに結びつけている」と評した[34]シカゴ・トリビューンのケイティ・ウォルシュはこの映画を「アメリカの歴史におけるこの特別な瞬間に対する痛烈な告発」と呼び、「アンダーソン監督は、この物語の広範で陰謀的な側面と、物語の核心である親密な父娘の物語とのバランスをとっている」と評した[35]

ニューヨーク・タイムズ紙のマノーラ・ダージスは、本作を「善と悪、暴力と権力、奪うことのできない権利と不正に対する戦いを描いたカーニバル風の叙事詩であり、ラブストーリーでもある。過去と現在の失敗を語りながらも、未来への希望を主張している」と評した[36]ハリウッド・レポーター紙のリチャード・ローソンは「激しい映画であり、非常に魅力的で説得力のある論争」であり、「アンダーソンはこれまでにないアクションとサスペンスの才能を示している。『ワン・バトル・アフター・アナザー』は本質的にはスリラーだが、国家の崩壊と救済の可能性についての壮大なアイデアで満ち溢れている」と評した[37]。フィルム・スレットのアレックス・サヴェリエフはレビューの冒頭で、この映画は「35mmビスタビジョンの体験を体中の細胞で完全に吸収するためには、可能な限り最大のスクリーンで観る必要がある。登場人物、アクションシーン、タイムリーな感情表現、静かな瞬間まで、すべてが素晴らしい」と書いている[38]

ピーター・ブラッドショー英語版ガーディアン紙に寄稿し、本作に5つ星を与えたうえで「今やお馴染みのアンダーソン=ピンチョン的なカウンターカルチャーと反革命の思想を巧みに表現したもの」だと熱烈に称賛した。またジョニー・グリーンウッドによる音楽を称賛し、「父子関係危機の三角関係は、アメリカのるつぼの夢をめぐる所有権争いを象徴しているのではないか?」と考察した[39]

キャストの演技は高く評価された。バラエティ誌オーウェン・グレイバーマンは「アンダーソンは、ディカプリオを自由にさせる要素がコメディにあることを知っている。彼に、信仰を失って混乱した放蕩なマリファナ中毒者のボブを演じさせることで、ディカプリオに人間味を与え、素晴らしい演技を引き出している」と評した[40]。 RogerEbert.comのタレリコは、ディカプリオの演技は「注意深く調整されている」と感じながらも、ショーン・ペンの演技を「ここ数年で最高の出来」と評し、「筋肉を緊張させ、歯を食いしばり、セリフを唸り声で言いながらも、真実と戯画の間の針の穴を縫うように縫っている」と評した[33]アトランティック誌のデイビッド・シムズは、「ペンは冷酷な悪役を鮮やかに演じ、3度目のオスカー受賞にもなりそうな演技を見せている。ファシスト特有の間抜けさを恐れずに切り抜けている。ディカプリオはボブを道化師ではなく優しい男として演じている。彼は長年の反撃の努力ではなく、世界の容赦なさに疲れ果てた、疲れ果てたアンチヒーローなのだ」と評した[41]。インディーワイヤー誌のデイビッド・エーリッヒは、「磁力のように落ち着き払った新人であり、一躍映画スターとなったチェイス・インフィニティの演技は、奇妙な一種の自尊心を呼び起こす」と称賛した。また、テイラーとペンの演技を特に称賛し、前者を「革命的な熱意に満ちた爆発的な演技」、後者を「キャリア最高の演技」と評した[42]

The Wrapのウィリアム・ビビアーニは、それほど熱心ではなく、プロットが散漫で焦点が定まらず、長すぎる、そして映画のテーマが浅薄だと評し、「映画の現実世界の類似点を実際に探求するよりも、安っぽい皮肉を言うことに興味を持っている」と書いた[43]ウォール・ストリート・ジャーナルのカイル・スミスも同様に、本作を「長大で荒々しく、トーン・スタイル・テーマのいずれも散漫であり、あまりに多くの出来事が次々に起きるので、一度見ただけですべてを理解するのは不可能に近い」と述べ、とりわけ結末が理想主義的すぎると批判している[44]

受賞とノミネート

映画賞 部門 対象 結果 出典
第35回ゴッサム・インディペンデント映画賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
助演俳優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
テヤナ・テイラー ノミネート
ブレイクスルー俳優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
第91回ニューヨーク映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
アストラ映画賞 作品賞(コメディ部門) ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 レジーナ・ホール ノミネート
テヤナ・テイラー ノミネート
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン ノミネート
録音賞 ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド ノミネート
キャスティング賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
セカンドユニット監督賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
アトランタ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン 次点
助演女優賞 テヤナ・テイラー 次点
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン 受賞
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 次点
ブレイクスルー俳優賞 チェイス・インフィニティ 受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞 [45]
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ブレイクスルー俳優賞 チェイス・インフィニティ 受賞
第31回クリティクス・チョイス・アワード 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表 [46]
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 未公表
主演女優賞 チェイス・インフィニティ 未公表
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 未公表
ショーン・ペン 未公表
助演女優賞 テヤナ・テイラー 未公表
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
撮影賞 マイケル・バウマン 未公表
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 未公表
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 未公表
録音賞 未公表
スタント・デザイン賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表
アメリカ映画協会賞 トップ10 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞 [47]
トロント映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演俳優賞 レオナルド・ディカプリオ 次点
助演俳優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン 次点
ブレイクスルー俳優賞 チェイス・インフィニティ 次点
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
主演女優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド ノミネート
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
第51回ロサンゼルス映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞 [48][49]
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 次点
サイト&サウンド誌 映画トップ10 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 1位 [50]
ミシガン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
主演女優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 次点
新人女優賞 チェイス・インフィニティ 受賞
第38回シカゴ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
有望俳優賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
美術賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
撮影賞 マイケル・バウマン 受賞
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
フェニックス映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
主演女優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン 受賞
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 受賞
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
ボストン映画批評家協会賞 脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
セントルイス映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
主演女優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン 受賞
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
アクション映画賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
第24回サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 次点
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
インディアナ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 次点
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
ブレイクアウト賞 チェイス・インフィニティ 受賞
フージャー賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
フェニックス映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 受賞
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
2025シアトル映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
悪役賞 スティーブン・J・ロックジョー ノミネート
サウスイースタン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー 次点
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
第30回サンディエゴ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 次点
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 次点
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
ブレイクスルー俳優賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン ノミネート
スタント賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
第31回ダラス・フォートワース映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
主演女優賞 チェイス・インフィニティ 5位
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 2位
ショーン・ペン 3位
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
ダブリン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 次点
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 次点
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
撮影賞 マイケル・バウマン 4位
オースティン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
ブラック映画批評家協会賞 助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
ラスベガス映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド ノミネート
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
オンライン女性映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン ノミネート
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
主演女優賞 チェイス・インフィニティ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン ノミネート
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン ノミネート
スタント賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
フロリダ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ノミネート
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
編集賞 アンディ・ユルゲンセン 受賞
ボストン・オンライン映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
フィラデルフィア映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー 受賞
ブレイクスルー演技賞 チェイス・インフィニティ 受賞
アンサンブル演技賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 次点
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 次点
撮影賞 マイケル・バウマン 次点
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 次点
女性映画批評家協会賞 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 次点
助演女優賞 レジーナ・ホール 受賞
カンザスシティ映画批評家協会賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 受賞
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ ノミネート
ショーン・ペン 受賞
助演女優賞 テヤナ・テイラー ノミネート
脚色賞 ポール・トーマス・アンダーソン 受賞
撮影賞 マイケル・バウマン ノミネート
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド ノミネート
第83回ゴールデングローブ賞 作品賞(ミュージカル・コメディ部門) ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表 [51]
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) レオナルド・ディカプリオ 未公表
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) チェイス・インフィニティ 未公表
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 未公表
ショーン・ペン 未公表
助演女優賞 テヤナ・テイラー 未公表
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
作曲賞 ジョニー・グリーンウッド 未公表
第46回ロンドン批評家協会映画賞 作品賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表 [52]
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 未公表
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ 未公表
ショーン・ペン 未公表
助演女優賞 テヤナ・テイラー 未公表
ブレイクスルー・パフォーマー賞 チェイス・インフィニティ 未公表
脚本賞 ポール・トーマス・アンダーソン 未公表
技術賞 アンディ・ユルゲンセン 未公表
第80回毎日映画コンクール 外国映画ベストワン賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 未公表 [53]

脚注

注釈

  1. 本編字幕では「警部」や「警視」となっている。
  2. 本編字幕では「サン=カルロス」となっている。
  3. 本編字幕では「クリスマスの冒険者」となっている。

出典

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  6. 英語では「Colnel」(大佐)だが、字幕翻訳では「警視」
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