2025年11月27日木曜日

【果てしなきスカーレット】細田守最新作、ついに酷評祭りに発展した理由を解説・考察します。【ややネタバレあり】

聖は渋谷で刺されて死ぬのだからダンスシーンはそれと合わせて解釈すべきでしょう。
自分としては多様なライフスタイルを描写可能にした臨死体験というストーリーの器は評価したいです。
過去の細田作品にこのスケールの大きさはありませんでしたし、他作家のバーチャル空間、世界系作品といってもここまで歴史を包括する作品はありませんでした。
実を言えば核心としては新海誠や宮崎駿が帰依した神道的価値観がないからこの作品は批判されていると思います。
見果てぬ場所はあからさまにユダヤ的です。
(しかし神道は実はユダヤ教に影響を受けているのですがこれは別の話です。)
フラにしたって海洋民族の聖典で無関係に見えますが、海洋民族とユダヤは関係します。
声優を使わないことに反発するアニメファンの先導に誤魔化されてはいけません。『スラムダンク』も『君たちはどう生きるか』も今では評価は落ち着いてきています。この作品もきっとそうなるでしょう。
言いたくはないですがこの作品は鏡です。この作品を酷評するyoutuberは自らの教養のなさをさられ出しているだけです。
ハムレットに関してはタルコフスキー 『映像のポエジア』を読んで欲しい。
映画系youtuberはみんなアクセスを稼げるジャンル映画をおもちゃにしすぎてどうかしてしまった。

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