2024年10月31日木曜日

【ゴジラ-1.0】ラストのアレについての考察【典子は芹沢博士だった?】|まいるず

【ゴジラ-1.0】ラストのアレについての考察【典子は芹沢博士だった?】|まいるず

【ゴジラ-1.0】ラストのアレについての考察【典子は芹沢博士だった?】

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ネタバレしますよー。

この投稿では映画のラストに残された謎について考察します。

当然、映画の結末がわかってしまうので、まだ映画を観てない人は読んだらダメです。(笑)

ネタバレで面白さ激減するタイプの映画ではないですが、一応ゴジラVS人間という核心部分が推理できてしまうので、さすがにそれは読まないで映画を観た方が良いやろ、と思います。

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#ネタバレ

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それでは考察を始めます。

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(Godzilla Minus One, 2023)
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(Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One, 2023)

▼生きていた典子:

銀座で敷島(神木隆之介)を助けるというインポッシブルなミッションを実行した際に爆風に飲み込まれて死んだと思われた女イーサンハントこと典子(浜辺美波)ですが、実は生きて治療を受けていたことが映画のラストで判ります。急いで病院へ駆けつけた敷島でしたが、病室のベッドで待っていたのは包帯でぐるぐる巻きになった痛々しい見た目の典子でした。

さらに泣き崩れる敷島を見つめる典子の首筋には何やら怪しく動く黒いあざのようなものがあります。これは一体何なのか。不穏な影を残して映画は終わってしまうのでした。

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▼ネットの反応:

映画館でこの黒い痣に気づいた人達が、早速ネットで考察議論に入ります。

明らかに普通の人間の病気には見えないので、これはゴジラ細胞が転移したのではないか、という恐ろしい仮説まで出ていました。

うーん…

平成ゴジラVSシリーズでマクガフィンとなったG細胞ですか。

なかなか面白い考察だと思いますけど、どうでしょうか??

銀座での絶対に死にそうな大爆発に巻き込まれたのに典子が生きてたのはゴジラ細胞の再生能力のおかげだという意見ももっともらしく聞こえるのですが、一方でこの映画の全体的なリアリティラインはかなり緩めだったことから考えるとワンチャン普通の女性でも運が良ければ生き延びるチャンスはありそうな気はします。

(余談ですけど引用させていただいたTwitterの方、公開初日の19時時点で3回鑑賞済みってマジ?笑)

▼私の考察:

結論から言うと、私は違うと思います。

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https://artschool-stg.com/20150201-2

典子の首元にあった黒い痣みたいなモヤモヤ動く何かは写実的な表現ではなくて、放射線被曝を抽象的(象徴的)に描いたものかなーと私は思いました。

以下では、そう考えた根拠を説明していきます。

●なぜ典子は包帯を巻いていたのか

ゴジラが銀座に上陸してから、相模湾沖でのワダツミ作戦に至るまで何日が経過していたのか不明(フロンガスの配備と東洋バルーンの開発にはそれなりの時間を要する筈)ですが、いまだに典子の頭や右手に巻かれた包帯はやや不自然な感じを受けました。正直、少し滑稽でさえありました。

よって、これらは物語内の科学的に正しい描写ではなくて、物語を通して山崎監督が伝えたいテーマを形にした何かだったと考えられます。

で、私は典子が右目を隠していたことに着目したいです。

ゴジラシリーズで右目が隠れていた人といえば、誰ですか?

そう、第1作の芹沢博士です。

様々な第1作オマージュ(イースターエッグ)を含んでいたゴジラマイナスワンにおいて、最後の最後に芹沢博士をぶっ込んできたことに私は嬉しくなって微笑んでしまいました。

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*まさかヒロインに芹沢博士を重ね合わせてくるとはね〜!

●芹沢博士とはどんなキャラなのか

多少なりともゴジラに詳しい人なら馴染みの芹沢博士ですが、彼は昭和29年の第1作でオキシジェンデストロイヤーを発明してゴジラ退治してしまった人物です。それこそ何十年にわたるゴジラ映画の中で長らく《怪獣王ゴジラに勝った唯一の存在》としてリスペクトされてきた重要人物です。

補足)
芹沢博士がレジェンドとして神格化されていたからこそ、平成7年の『VSデストロイア』ではゴジラが死ぬことが大ニュースになりましたし、平成10年のハリウッド版(通称エメゴジ)では米軍がゴジラ(という名前の巨大トカゲ)をあっけなく殺してしまったことに猛反発が起きました。

しかしそんな英雄である芹沢博士の、ダークで陰気なキャラ造形はあまり言及されません。

芹沢博士(平田昭彦)は眼帯をしています。そしてブルーレイなど高画質で観ると判りやすいのですが、実は芹沢博士の顔の右半分はケロイドのようになっています。演じている平田昭彦の顔に特殊メイクを施しているのです。つまり右目だけではなくて、顔のそれなりに広い範囲に深い傷が遺っていることが判ります。昭和29年ですから、あのように顔が崩れた人は現代よりもかなり醜い存在として世間に認知されていたはずです。

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*ネットで拾える画像ではテクスチャが判りにくいので是非映画を観てください!

●芹沢博士がダークサイドに堕ちた理由

芹沢博士がなぜ眼帯をしているのかは劇中では語られません。しかし彼の仕事内容や、登場人物のセリフから推測はできます。

まず芹沢博士は古生物学者の国家的権威である山根博士(志村喬)の娘の許婚であり、広い屋敷に住んで、地下に大規模な実験室を持っています。つまり彼は日本の若手科学者では相当なエリートです。おそらく東京大学を首席で卒業しているでしょう。昭和29年という時代に令和のリモートワークみたいな暮らしは相当な偏屈者であり、これが許されるためには、本当に恐ろしいほど優秀で才能があることが必要です。(芹沢を捨てた恵美子は愚か者です)

本作の表向きの主人公とされる尾形(宝田明)のセリフで「芹沢さんも戦争に行かなけば、あんな体にならなくて済んだのに」と言います。つまり芹沢博士は太平洋戦争に何かしら絡むことで、あの顔の怪我を負ったと考えられます。

本作の狂言回しに近い新聞記者(堺左千夫)はセリフで「芹沢博士の友人であるドイツ人研究者から『あなたの研究が完成すればゴジラ対策に役立つ』と直接聞いたと言う記者がドイツ支局に居るんです」と言います。つまり芹沢博士はドイツに行って何か研究をしていたと考えられます。

・太平洋戦争の時期に日本のエリート
・戦争に絡んだことで大怪我(眼帯、ケロイド)
・太平洋戦争の時期にドイツで研究をしていた

なんとなく見えてきましたね。上記をまとめると、芹沢博士は第二次世界大戦の直前か同時期に、ドイツで原子爆弾の研究をしていた可能性が高いのです。(アメリカと日独伊のどちらが先に原爆を完成させるかという科学技術の戦争でもあった、という言説はこの手の作品によく使われるストーリーですね)

当時の日本のエリート学者だったなら、普通に徴兵されて戦場に送られるようなことは、まずありません。そういうのは尾形のような頭は悪そうだが体だけは優良健康そうな男子の役目です(女にはそっちの方がモテるんですけどね;涙)。なので芹沢は当時最新鋭の兵器開発をしていたドイツの研究室に加勢した、と考えるのが自然でしょう。

そしてドイツで何らかの事故が起きて、彼は大量の放射線を被曝して、顔の右半分は焼け爛れて、右目は潰れた可能性が高いのです。もっと言うならば内臓にも何らかのダメージを負っていた可能性も高く、例えば癌や白血病のような当時は不治の病を患っていたかもしれません。生殖機能を失っていた可能性もあります。当時の結婚観に鑑みれば、末長く一緒に居られることができないとか、二人の子供を残せない、というのは重大な障壁になります。

考えてもみてください。あんなに綺麗な恵美子(河内桃子)を、どこぞの野良犬みたいな海でサーフィンしてそうなギャル男に寝取られて、文句の一つも言わずに恵美子を譲って、そのまま自決してしまうんですよ。

芹沢は今後の人生に何か明確な理由で希望を持てなかったと考える方がはるかに自然です。

そして、この闇深きキャラがマイナスワンではヒロインの典子にあてがわれているのです!

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しかも普通に観ているお子さんや家族連れなどライト層の一般のお客さんにはバレないようにこっそりと。

山崎貴監督は性格が悪すぎです。(笑)

●典子がこれから直面する宿命とは

典子にこれから待っているのは、病気(原爆症)との苦しい戦いです。

詳しくはこちらの記事にも書いたのですが、原子爆弾が本当に恐ろしいのは爆発の瞬間を生き延びても、そこから数ヶ月〜数年〜数十年にわたって体調不良や病気に苦しんだり、いつ致命的な病気が発症するのか怯えながら暮らさなければならないことです。

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*考え方によっては昭和29年版のヒロイン恵美子は婚約者との誓いを破りギャル男に秘密の研究をバラして芹沢博士を死に追いやるクソビッチなので、マイナスワンのヒロイン典子が悲劇を迎えるのは70年の時空を超えた因果応報かな…という気もしますが、まあとばっちりですよね(苦笑)

さらに映画の中でも描かれていましたが、人々は放射能の怖さをよく解っているので、今後あの時に銀座でゴジラの被害に遭った人達は広島や長崎の被爆者と同じように世間から差別を受けながら暮らすことになるでしょう。それは怪我や病気そのもの以上に苦しいことになるのかもしれません。

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*明らかに第1作の田辺博士とそっくりな科学者もマイナスワンに居ましたね!
田辺博士はガイガーカウンターで測定しながら苦悶の表情をするキャラです。

●典子はガイガーカウンターの少女の隠喩か

ゴジラ第1作でトラウマ的に強烈な印象を残すシーンがあります。それはゴジラに蹂躙された翌日の東京で、ガイガーカウンターがバリバリ反応している少女です。

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第1作から様々な要素をオマージュとして引用していたゴジラマイナスワンですが、人間が残酷に殺されるシーンだけは巧妙に排除しています。ゴジラが噛み付いた人間の体が引き裂かれる瞬間は描かれませんし、ゴジラの炎で焼かれる人々も描かれませんし、ゴジラに踏みつけられる人々も飛び散る瓦礫に隠れて描かれません。

そしてガイガーカウンターを向けられて死の宣告を受けている少女もまた直接的に引用されることはありませんでした。

しかし典子の首元にうごめいていた黒い影が、放射能の恐怖であり死の宣告だと見なすならば、あの少女もまた形を変えてマイゴジに蘇ったと言えるでしょう。

それにしても、ヒロイン(浜辺美波)に悲劇の天才科学者芹沢と幼い被害者の少女というキーアイコンの2人を仮託するなんて、山崎貴はどれだけ容赦ないのでしょう!

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*典子の首元にうごめく何か、そして放置された明子(笑)

そもそも、小学校に上がる前の幼女が、久しぶりに母親に再開した時に、駆け寄ることもせず、泣きもせず、なぜにあんな距離を置いて冷静で居られたんでしょうかね?

まさか、典子さんの中に《近づいてはけないもの=邪悪な何か=死のオーラ》を感じ取っていたからだったりして?

こわーーーい!(※マジで鳥肌🐔)

●山崎貴監督が仕込んだ悪意とは

本作のラストに病室で再会する典子と敷島を見て「よかった助かった、これでこの家族は幸せになれる」と素直に感動した人達は、確かにそう受け取るのも一つの正しい解釈ですが、私に言わせれば全然甘いです。この映画の器はそんな小さいものではありません。

映画を評価する軸の一つとして「観る人によって多様な解釈ができること」が挙げられます。この点で、ハッピーエンドにもバッドエンドにも観て取れるゴジラマイナスワンは優れた映画だと言えます。

おそらく東宝株式会社は、炎上を避けるために内容には相当センシティブになったのだろうと思われます。ゴジラマイナスワンの戦後日本は令和の時代にも反感を持たれないように、本当にリアルで汚くて臭い物には蓋をした、ファンタジーで塗り固められた美しき夢の世界です。この世界に《放射能への畏怖》のような重くてシリアスな主題はマッチしません。

しかし、その煌びやかで綺麗なものの陰に隠して、山崎貴監督はゴジラ映画としてのシリアスな一面を巧妙に埋め込んだのだのでしょう。

よく考えたら敷島だって、思いっきり《黒い雨》に打たれていたので、そのくらいはやってると考えた方が釣り合いは取れます。

黒い雨(くろいあめ)とは、原子爆弾投下後に降る、原子爆弾炸裂時に巻き上げられた泥やほこり、すすや放射性物質などを含んだ重油のような粘り気のある大粒ので、放射性降下物(フォールアウト)の一種である。

黒い雨』(くろいあめ)は、井伏鱒二の小説である。雑誌『新潮』で1965年1月号より同年9月号まで連載された。被爆者・重松静馬の『重松日記』と被爆軍医・岩竹博の『岩竹手記』を基にした作品であり、主人公の名前も重松静馬の名を基にしている

東宝の取締役クラスには、自分の保身ばかり考えていて、映画の本質を見抜くだけの観察眼を持たないせいで、この仕掛けに気付いてない愚かな老人達もそれなりに居るかもしれませんが。それとも、このくらい全部お見通しで監督と一緒にニヤニヤと悪の微笑みを浮かべているのでしょうか。(笑)

しかし、とにかくこうしたバッドエンド解釈が可能な悪意を仕掛けたことで、ゴジラマイナスワンは昭和29年の第1作が持っていた核がもたらす死と恐怖というテーマでありゴジラ映画の一つの本質を内包することに成功しました。

●抽象と具象の間で

しかも山崎貴が上手いなあと思うのは、普通に黒い痣やケロイドを見せるのではなくて、何か未知の動くモヤモヤとして映像に落とし込んだことです。

この得体の知れない不気味な描写によって、私のように「ゴジラが去っても放射能の恐怖は続くのである」という抽象的な解釈から、もっとダイレクトに「実は典子はG細胞が体内に入り込んだことであの爆発も生き延びたが、もはや人間と言える存在ではなく、これから怪奇人間として変身する」という昭和30年代東宝の《変身人間シリーズ》のような具象的かつSF的な解釈さえできるようになりました。

さらには「典子の体内にG細胞が入り込んだことで、典子と敷島の間に生まれた子供は超能力を持ちゴジラと交信して、次の世代で迫り来る宇宙怪獣と戦うために人類とゴジラを協力させるキーパーソンになる=山崎版の三枝未希オリジンストーリーだった」という《平成ゴジラVSシリーズ》のリブート版のエピソードゼロとも呼ぶべきぶっ飛び展開まで、可能性が開けました。(笑)

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https://twitter.com/HobbyJapan_MAG/status/1711939684421812319
三枝未希:平成ゴジラVSシリーズに全作に登場したゴジラと会話できる少女

表現を抽象的にボカすので言えば、庵野秀明の『シン・ゴジラ』のラストカットもそうでした。あのゴジラ第5形態は本当に出現していたというよりは、物語のテーマを伝えるためにイマジナリーな表象として描かれた、と解釈した方が映画全体の整合性が取れて綺麗になります。

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*凍結された瞬間の尻尾の先端に第5形態は見当たりません。
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*矢口とカヨコが会話するシーンでの科学技術館屋上からのロングショットでも尻尾に第5形態は無いように見えます。
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https://twitter.com/james_miles_jp/status/1180526670094094336

シンゴジにしても、マイゴジにしても、一本の映画で綺麗に完結しているので、映像として表現されたものをそのまま写実的(SF的)に受け止めて、続編を作ろうと考えるのは野暮だろう、と個人的には思います。

(了)

■追記(2024年5月7日):

4月28日のゴジラ・フェス大阪で山崎監督が演出意図を明言していたので、別記事でまとめました。さあて、私の予測は当たったのでしょうか?(笑)

2024年10月30日水曜日

七夕の国ネタバレ最終回結末は?ナン丸は頼之が新世界を作ろうとするのを阻止できる! - マンガのほんだな

七夕の国ネタバレ最終回結末は?ナン丸は頼之が新世界を作ろうとするのを阻止できる! - マンガのほんだな

七夕の国ネタバレ最終回結末は?ナン丸は頼之が新世界を作ろうとするのを阻止できる!

ドラマ「七夕の国」の最終回で結末はどうなるのか、ネタバレが気になっている人は多いのではないでしょうか?

  • ドラマ「七夕の国」最終回結末ネタバレ予想
  • 原作漫画「七夕の国」各巻あらすじネタバレ
  • ドラマ「七夕の国」登場人物紹介

寄生獣等の大人気漫画を描かれている、岩明均先生による「七夕の国」が実写でドラマ化します!

「七夕の国」は特殊な能力を持った少年と、その力を巡るSFミステリーです。

SFミステリーということで皆さんは、「七夕の国」の最終回の結末がどんな内容なのか気になりませんか?

またそもそものあらすじや各巻の話を大まかにでも知りたい方もいらっしゃると思います。

この記事ではドラマ「七夕の国」の最終回結末の予想を、岩明均先生の原作漫画「七夕の国」の4巻を元にしていきます。

各巻のネタバレや登場人物もまとめました。

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ネタバレ情報を含むので、ネタバレを見たくない人は気をつけてください!

ドラマ「七夕の国」最終回結末ネタバレ予想

  • 丸神の里に来ていた高志と頼之が襲われる
  • 丸神教授により丸神の里の謎が明らかになっていく
  • 頼之が新世界を作ろうと住人を巻き込もうとするが、ナン丸がそれを阻止する

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ドラマ「七夕の国」最終回ネタバレ

①丸神の里に来ていた高志と頼之が襲われる

丸神の里の謎や頼之との戦いの全てに決着をつけるため、ナン丸達は丸神の里を訪れる。

その頃、頼之は高志と共に、大叔父の屋敷を訪ねていた。

大叔父は頼之の宇宙人のような姿を見て、「答えがでたということか」と呟く。

それを聞き頼之は大叔父に対し、この地の停滞した現状を打破したいと話す。

話し合いも終わり、頼之と高志が帰ろうとすると突然、機関銃を構えた兵士に襲われる。

兵士たちは一連の事件の犯人を頼之だと考え、頼之を排除しようとしていた。

頼之は自身の能力で兵士たちを返り討ちにするが、高志が兵士に撃たれて亡くなってしまう。

ドラマ「七夕の国」最終回ネタバレ

②丸神教授により丸神の里の謎が明らかになっていく

ナン丸達は銃声を聞きつけ、頼之の大叔父の屋敷に向かう。

そして、屋敷を捜索するうちに幸子は兄の高志の死体を発見してしまう。

一連の事件により警察も里の住人も殺気立ち、里は一触即発の均衡状態となる。

ナン丸は騒ぎを止めるために、皆を説得しようとする。

また、丸神教授は自身の人間離れした姿を皆の前で見せる。

そして、丸神教授は自身が推測した丸神の謎について明らかにしていく。

丸神の里では1000年前に、カササギが出現し神となった。

そして、カササギは自身を崇拝させ、この地から逃げさせないようにしようと考えた。

そのために、「手がとどく」力と「窓の外」という能力を与えたと教授は話す。

そして、「手がとどく者」は能力を使いすぎると代償として、カササギに近い存在になり異形の存在になる。

頼之は力を使いすぎた代償として、人間離れした見た目になっていたのだった。

ドラマ「七夕の国」最終回ネタバレ

③頼之が新世界を作ろうと住人を巻き込もうとするが、ナン丸がそれを阻止する

頼之を見つけるためにナン丸たちは丸神の里の頂上へ向かう。

頂上にいた頼之は「手がとどく者」が作る球体は「窓」ではなく「玄関」だと自身の考えを話す。

そして、頼之の目的は「新しい世界にいく」ことだと発覚する。

頼之は集まった人々をすべて飲み込んでしまえるほどの大きな球体を作り出す。

そして、カササギが迎えに来ないのなら、こちらから出向くと話し皆を巻き込もうとする。

幸子はそれを聞いて彼についていこうとするが、ナン丸に止められ間一髪のところで現世にとどまる。

ナン丸に目的を阻止された頼之は消えてしまう。

こうして、丸神の里と超能力を巡る争いは終結したのであった。

最終回結末では頼之は里の皆を巻き込んで、新世界に行こうと目論見ます。

ですが、ナン丸がそれを阻止したことで、超能力を巡る争いは終結しました。

後半になるにつれ、丸神の里の謎がどんどん明らかになり驚きの展開でしたね!

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原作漫画「七夕の国」各巻あらすじネタバレ

  • 原作漫画「七夕の国」1巻あらすじネタバレ要点

    大学生の南丸洋二(以下ナン丸)は、物体に穴をあけることが出来る超能力を持っていた。

    ある日、丸神教授に呼び出され会いに行くも教授は失踪してしまう。

    丸神教授の行方を辿ってナン丸達は、丸川町にある丸神の里を訪ねることとなる。

    同時期に丸川町で殺人事件が起きる。

  • 原作漫画「七夕の国」2巻あらすじネタバレ要点

    丸神の里を訪ねたナン丸達は、丸神の里のしきたりや力について知っていく。

    ナン丸は、東丸高志と出会い力の使い方を教えてもらいどんどん上達していく。

    そんな中、参議院議員の五郎が殺害される事件が起こる。


  • 原作漫画「七夕の国」3巻あらすじネタバレ要点

    衆議院議員の五郎を殺害したのは頼之であった。

    頼之は見た目が宇宙人のようであり、それを隠すために全身を覆うような恰好をしていた。

    ナン丸出会った頼之は、ありとあらゆる方法でナン丸を消そうとする。

    ナン丸は自分の持つ力と頼之との決着をつけるために、丸神の里に赴く。

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原作漫画「七夕の国」1巻あらすじネタバレ

大学生の南丸洋二(以下ナン丸)は、手を触れずに物体に穴をあけることが出来る超能力を持っていた。

ちょっとした能力だが、ナン丸は日々この力を磨こうと訓練していた。

ある日、ナン丸は丸神教授という人に呼び出されるが、会う前に丸神教授は失踪してしまう。

同時期に黒嶺郡丸川町では、丸神カントリークラブの建設を企てていた男が何者かの特殊な力で殺されたというニュースが出る。

ナン丸は丸神教授が自分と同じ能力を持つことを知り、丸神教授のゼミのメンバーと共に丸神教授を探そうとする。

いろいろな手がかりを元に、丸川町にある「丸神の里」という場所を訪れる。

町の人から話を聞いているうちに、「丸神の殿様」というワードを聞いていくナン丸。

そして、ナン丸の名前が南丸であると知った住人はナン丸を「若殿様」と呼んだ。

どうしてそのように呼ばれるのか不思議に思いながら、さらに調査をつづけていく。

すると、そこで働く東丸幸子と出会う。幸子は丸神の里のしきたりに関わらないように話す。

丸神のしきたりについて、否定的な様子であった幸子。

だが、話を聞いていくと丸神の里には「手のとどく者」という素質をもった人が生まれてくるという話を教えてくれる。

原作漫画「七夕の国」2巻あらすじネタバレ

超能力を伝える「東丸家」の東丸高志は、3人の男に絡まれてしまう。

そして、高志は男たちに自分の額に埋め込まれた宝石を見て気味悪がられてしまう。

それを見た高志は超能力を使用し、男たちの足首を体から切り離してしまう。

その後高志は、ナン丸に目を付け、力を有効活用するためにナン丸に力の使い方を教えていく。

同時期に、参議院議員の五郎敏郎の演説中、突然目の前に球状の黒い模様が入った塊が現れた。

それが五郎にぶつかると五郎の上半身は無くなってしまい、そのまま絶命する。

一方、ナン丸は高志に力の使い方を教えてもらい、めきめき上達し高志以上の球体を作り出せるようになっていた。

高志はナン丸が「手がとどく者」として、高志以上の能力を秘めていることを感じ取る。

ナン丸が高志に球体の正体を尋ねると、高志はそれが「窓の外」だと話す。

さらに、「手がとどく」というのは、「窓の外」に「手がとどく」ことであるとナン丸に説明する。

ある日、丸川町へとやってきた丸神頼之は、全身を隠すような身なりをしていた。

頼之は高志に、「窓をひらいた人」が丸川町から出ることは恐ろしい「悪意」がつまった夢だと話す。

ナン丸は交通事故で車の下敷きになった子供を助けようと、自信の能力を使用する。

なんと、それがテレビのニュースになってしまう。

原作漫画「七夕の国」3巻あらすじネタバレ

頼之は衆議院議員の殺害を依頼した男の家を尋ねていた。

頼之は男の家で、全身を覆っていた服を脱ぐ。

すると、そこには人ではなく宇宙人のような顔が露になる。

五郎敏郎の殺害は頼之の仕業であった。

その後、ナン丸に出会った頼之は、ナン丸も自分と同じく「手がとどく者」の能力を使用できることを知る。

ナン丸の正体を知った頼之はナン丸をどう扱っていいか分からず、ナン丸を殺害しようとする。

だが、幸子がナン丸を庇ったことで一旦身を引こうとする。

しかし、それ以降ナン丸の周りでは人間や車、ビルなど様々なものが目の前で消える事件が起こる。

そんな中、幸子はナン丸に幼少期に兄の高志から虐待を受けたため、丸神の超能力に対して否定的であることを話す。

その話を聞いた後、ナン丸は夢の中で大きなカササギの背に乗った自分が「窓の外」にいる幸子のもとへ向かおうとするという夢を見る。

ある日、頼之は高志にどうしても許せないやつがいると告げる。

それを聞いた高志はナン丸に、頼之が心のもやもやに決着を付けたいらしいと話す。

そして、そのうち面白いことが起きると言って、ナン丸の前から去っていく。

それを聞いたナン丸は、決着を付けるためにナン丸は丸神の里へと向かうのであった。

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七夕の国」の登場人物

「七夕の国」は丸神の里を中心とした、超能力を持つキャラクターが何人か出てきます。

そこで、主要な登場人物を下記にまとめました。

キャラクターの特徴を把握することで、より物語が楽しめると思います!

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七夕の国」の登場人物① 南丸 洋二(みなみまる ようじ)

通称ナン丸。

大学4年生で「手がとどく」能力の持ち主。

楽天的でのんびり屋だが、しっかりとした信念を持っている。

東丸高志から能力の出し方を教わり、力をどんどん強めていく。

能力を向上させようとするが、一連の騒動により、力を使わない方が良いとの考えに至った。

七夕の国」の登場人物② 丸神 正美(まるかみ まさみ)

ナン丸の通う大学の歴史・民俗学の教授で、丸神ゼミの講師をしている。

「手がとどく」能力をもつ1人。

自分の家系の謎を探るうちに、失踪してしまう。

能力を使いすぎたため、姿がやや変わってしまっている。

最終的に丸神の里と能力の関係について、1つの推測を導き出した。

七夕の国」の登場人物③ 丸神 頼之(まるかみ よりゆき)

丸神家当主で、4年前に突如失踪した。

丸神の里に縛られずに自由に生きるという目的のために、外部の強い勢力を利用し様々な事件を引き起こした。

「手がとどく」能力者の一人であり、とても強大な力を持っている。

見た目も人間離れしていてコートやマスクで全身を隠している。

能力を使い、新世界を作ろうとするがナン丸に止められ1人消えてしまう。

七夕の国」の登場人物④ 東丸 幸子(ひがしまる さちこ)

丸川町の喫茶店の店員で高志の妹。

気丈な性格で、ナン丸に丸神の里の事を教えてくれる。

「窓の外を見る」能力を持つが「手がとどく能力」は無い。

丸神の里のしきたりや能力について、否定的な対応を見せる。

兄の高志に虐待された過去がある。

七夕の国」の登場人物⑤ 東丸 高志(ひがしまる たかし)

東丸幸子の兄で手がとどく能力の持ち主。

お調子者で人を平気で利用する。

幸子を虐待していた過去があり、過激な性格をしている。

ナン丸に目を付け、力の使い方を教える。

「七夕の国」のキャラクターは自身の力に対し、それぞれ違う考えを持っていることがわかりますね!

それを踏まえて物語を見るとより、深く楽しめそうです!

  • ドラマが面白いから原作漫画も読んでみたいけど無料じゃないんだなぁ・・・
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最終回ネタバレを知りたい人は、七夕の国の4巻を読むのがおすすめ!

『七夕の国(4)』あらすじ

頼之の目的、丸川町の七夕祭りの謎、

失踪した教授、ナン丸の超能力、

すべての謎は丸神山の山頂でつながっていた!

再び丸神の里へ現れた頼之だったが、

すでにその足取りは警察につかまれ、

特殊部隊に囲まれることとなり、

町は多くに犠牲者が生み出される惨状と化した。

だが実は頼之は丸神の里の領主。

里の者はたちは警察に協力することを拒んだが、

ついに現れた丸神教授のとりなしによって、

頼之逮捕に協力することになったのだった。

すべては里を守るために–。

すべての謎が明かされる大伝奇ロマン、完結!

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原作なら実写ドラマで描かれなかったシーンも見れる!

まとめ

この記事では、ドラマ「七夕の国」の最終回の結末を原作漫画の4巻を元に予想しました。

また、各巻のネタバレや登場人物もまとめています。

  • 丸神の里に来ていた頼之と高志が警察に襲われる
  • 丸神教授により丸神の里の謎が明らかになっていく
  • 頼之が町民を巻き込み新世界を作ろうとする
  • 幸子も頼之についていこうとするが、ナン丸がそれを止める
  • 頼之は消え、能力を巡る争いは終結する

岩明均先生による原作漫画「七夕の国」は全4巻で完結しています。

原作漫画が実写でドラマ化するということで、内容がどうなるか楽しみですね!

ドラマの最終回の結末が原作と同じになるか、オリジナル要素を含むのかはまだわからないです。

そのため、ドラマの放送内容の情報がわかり次第、この記事で紹介している最終回結末ネタバレ情報も更新する予定です。

ドラマが始まる前に「七夕の国」の内容を知りたい方は、初回限定90%OFFクーポンが配布されるDMMブックスでマンガを読むことを是非おすすめします!

Dead Poets Society: 死んだ詩人協会

  https://youtu.be/YY9Xq78zXJI?si=xzbV4uxRZv7KXGLp