■獄門島
1949年封切。東横映画(東京映画)
監督:松田定次 脚本:比佐芳武
出演者:片岡千恵蔵、大友柳太郎、千石規子、喜多川千鶴、三宅邦子
※小豆島町橘の浜口勇氏宅に民泊。小説の冒頭部分、広島と愛媛の間の切り立った島の物語というのが、城ヶ島から見る拇指嶽と地形的に似ていたらしい。女木島でも撮影。
http://blog.livedoor.jp/dreamisland1/archives/54809866.html
小豆島に集まれ!たくさんの笑顔たち
ツアーのことや、こまめ食堂のこと。 日々の出来事や小豆島の様子をご紹介。
フィルムコミッション(FC)という言葉、お聞きになったことありますか?映画やドラマなどを誘致し、撮影地やエキストラの手配をしたり、支援をしたりする公的機関のことです。小豆島のある香川県にも、(社)香川県観光協会内に香川フィルムコミッションが作られていて、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」や「県庁の星」、「UDON」などが、香川フィルムコミッションの協力のもと、撮影されました。
小豆島は、独自にはFCを立ち上げていないものの、ずいぶん古くから映画やテレビの撮影が行われてきました。テレビ番組は数え切れないほど多いので、映画とテレビドラマに絞り、ご紹介させていただきますね。まずは、映画から。
■獄門島
1949年封切。東横映画(東京映画)
監督:松田定次 脚本:比佐芳武
出演者:片岡千恵蔵、大友柳太郎、千石規子、喜多川千鶴、三宅邦子
※小豆島町橘の浜口勇氏宅に民泊。小説の冒頭部分、広島と愛媛の間の切り立った島の物語というのが、城ヶ島から見る拇指嶽と地形的に似ていたらしい。女木島でも撮影。
■母のない子と子のない母と
1952年11月4日封切。劇団民芸。壺井栄原作
監督:若杉光夫 脚本:久坂栄二郎
出演者:北林谷栄、田中晋三、宇野重吉、高野由美、清水将夫、左 ト全、多々良良純
■女の暦
1954年9月8日封切。新東宝。壺井栄原作
監督:久松静児 脚本:井出俊郎、中河百々代
出演者:田中絹代、花井蘭子、轟夕紀子、杉葉子、香川京子
■二十四の瞳
1954年9月15日封切。松竹。壺井栄原作
監督・脚本:木下恵介
出演者:高峰秀子、田村高広、笠智衆、浪花千恵子、夏川静枝
■雑居家族
1956年5月3日封切。日活。壺井栄原作
監督:久松静児 脚本:田中澄江
出演者: 轟夕紀子、織田政雄、新珠三千代、杉幸彦、伊藤雄之介、左幸子
■屋根裏の女たち(屋根裏の記録)
1956年6月14日封切。大映。壺井栄原作
監督:木村恵吾 脚本:井出俊郎、木村恵吾
出演者:川上康子、望月優子
■小さな花の物語
1961年12月15日封切。松竹。壺井栄原作
監督:川頭義郎 脚本:成沢昌茂
出演者:嵯峨美智子、川津祐介、朝丘雪路、桑野みゆき
■明日のある限り(雨夜の星)
1962年2月10日封切。東京映画(東宝)。壺井栄原作
監督:豊田四郎 脚本:八住利雄
出演者:香川京子、星由里子、佐野周二、杉村春子、浪花千恵子
■草の実
1962年5月9日封切。東映。壺井栄原作
監督:村山新治 脚本:楠田芳子
出演者:佐久間良子、水木襄
■あすの花嫁(あしたの風)
1962年9月9日封切。日活。壺井栄原作
監督:野村 孝 脚本:棚田五郎
出演者:吉永小百合、浜田光夫
■若い樹々
1963年4月14日封切。大映。壺井栄原作
監督:原田治夫 脚本:相良 準
出演者:姿三千子、本郷功次郎
■馬鹿っちょ出船
1965年封切。松竹。
監督: 桜井秀雄 脚本:山根優一郎、桜井秀雄
出演者:都はるみ、竹脇無我、香山美子、菅原文太、松山英太郎、勝呂誉
※「アンコ椿は恋の花」の山根優一郎と桜井秀雄が協同でシナリオを執筆した歌謡もの。都はるみは、神戸-高松間を走る水中翼船のマリンガール役で出演。
■博徒七人
1966年封切。東映。
監督:小沢茂弘 脚本:笠原和夫
出演者:鶴田浩二、藤山寛美、山本隣一、小松方正、山城新伍
※任侠もの。小豆島町橘の城ヶ島で、満ちかけた島と島の間を水にひざまで浸かりながら決闘シーンを撮影。
■二十四の瞳
1987年7月11日封切。松竹。壺井栄原作
監督:朝間義隆 脚本:木下恵介
出演者:田中裕子、武田鉄也、佐々木すみ江、松村達雄、紺野美紗子、川野太郎
■釣りバカ日誌
1988年封切。松竹。
監督:栗山富夫 脚本:山田洋次、桃井 章
出演者:フグ、夕陽、小豆島から見た風景
※「二十四の瞳」の梶浦政男助監督が風景取材班として来島。
■横浜開港130周年記念映画 ヤングジャパン 横浜開港物語
1989年封切。松竹映像。
監督:大山勝美 脚本:高岡奈央
出演者:菅原文太、森繁久弥、岸 恵子、中井貴一、安田成美、中村橋之助、尾美としのり、三田寛子、渡辺裕之
※横浜市の港開港130年を記念した映画。「二十四の瞳」芳野尹孝美術監督のご縁で撮影。橋之助さんと三田寛子さんは、この映画で意気投合されたそう。
■風の子どものように
1992年2月封切。グループ風土舎(近代映画協会)
監督:瀬藤 祝 脚本:関 功、瀬藤 祝
出演者:犬塚弘、岸田今日子、姿晴香、頭師佳孝
※原作は、ペーター・ヘルトリングの「ヨーンじいちゃん」偕成社刊
■男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談
1993年12月25日封切。松竹。
監督:山田洋次 脚本:朝間義隆
出演者:渥美清、松坂慶子
※香川県で撮影。「二十四の瞳」朝間義隆監督のご縁で、終盤の縁日シーンのみ富丘八幡神社で撮影。
その他、壺井栄の小説で映画化されたものには、「月夜の傘」、「柿の木のある家(柿の木のある家・ともしび)」、「父と娘(風と波と)」、「手さぐりの青春(潮時計)」、「早乙女家の娘たち(どこかでなにかが)」などがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿