自分は3回目を見た時に傑作と判断しました。計6回見ました。
最初アムレットと出てくるからハムレットかと思うと叔父と母はマクベスで、ハムレットのように気狂いのふりをするかと思うと主人公は猪突猛進で…こうしたストーリー上の裏切りがありまくりです。
オルフェウスに擬せられた聖は竪琴(映画ではリュート)を最初は全く弾けないし、神曲を引用してこれで辺獄の設定を神曲と違うようにあえてしたと思わせておいて夢のシーンで神曲そのものの小世界を提示する…。
復讐にしても、最初に聖が通り魔への擬態的復讐を果たし、次にドラゴンが剣を持つものに対して自分に刺さりまくった剣の復讐を果たします。結局スカーレットは復讐を断念します。これは愛ではなくガンジーと同じ意志による選択的倫理的積極的行為です。
小説版を読んでから3回目をご覧になることを勧めます。あなたの一生の財産となるでしょう。
あと果てしなき場所は旧約聖書で言うところの約束の地です。基本的にスクリーンで右から左へという方向で約束の地は提示されます。それだけ頭に入れておけば混乱はしないでしょう。
昨今の映画系youtuberは教養がないからこれを機会に勉強してほしい。この映画に関してはスピリチュアル系のyoutuberの直観的理解の方が優れているように思います
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