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シンクロニシティとも密接に関わる予知夢や予言について、ヘーゲルは『ハイデルベルク・エンツュクロペディー』(1817年)第一部の中で以下のような興味深い考えを述べています。
これは初期に「エレウシス」を書いたロマン主義的な精神の痕跡かもしれません。
「予感、予言、夢や他のことに見られる多くの不思議なこと、夢遊症そして動物磁気は多かれ少なかれ、この夢一般の領域に属する。そして、その領域では、精神が自身の自然精神と理性的な現実性のあいだで揺れ動き、自己について理解している理性的な意識よりも大きな自然の広がりの中にある精神のより普遍的な連関を表象にもたらす」(全集11巻、p.265)
ヘーゲル哲学の体系内で明確に夢一般について語られる箇所は比較的少ないため、この文脈は極めて重要だと思います。
一方で、ヘーゲルは夢をより普遍的な次元にもたらすためには「理性的な思考」が必要不可欠であり、いわばいったん夢から覚めてその内容を客観視する作業が求められるとも付け加えています。
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