アルフレッド・ヒッチコック、めまい効果について:
インタビュアー:「『めまい』で、彼らが塔の階段を登る場面では、とても奇妙な効果があります。」
ヒッチコック:「その効果を完成させるのに30年かかりました。本当にそうでした。『レベッカ』を撮っていたとき、ジョーン・フォンテインが気絶するシーンがありました。私はセルズニックに説明しました。彼女が周りを見ていて、すべてが遠くに感じるような効果を出したいと。そこで思いついたのは、ロンドンのロイヤル・チェルシー・アーツ・ボールでの大晦日のことです。夕べのとある時間に、すべてが遠くに感じられたのを覚えています。私はその効果を依頼したのですが、彼らはできないと言いました。5年ほど経ってまた試しました。『めまい』では、さまざまな効果を試して、ついにドリーショットとズームレンズを逆方向に動かす組み合わせで実現しました。ドリーを寄せてズームアウトするんです。特殊効果の責任者が私にやってきて、費用を尋ねました。彼は、カメラを高く設置して上げ下げしつつズームするのに5万ドルかかると言いました。巨大な装置が必要だからです。私は言いました。『でも、セットに誰もいないじゃないか。』なぜミニチュアを作って横に寝かせて撮らなかったのかと。『ああ、そんなこと考えていませんでした。』そこでそうして、費用は1万9千ドルで済みました。」
— 「映画における対話:アルフレッド・ヒッチコック」、アメリカ映画協会、1972
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