ギリシア神話にもアポロンの使者としてのカラスが出てきたり、運命の神モイラと関連するという説がありますが、ケルト神話、北欧神話寄りでしょう。
スコットランド民謡「二羽のカラス(The Twa Corbies)」は、戦死した騎士の遺体を前に、2羽のカラスが「今日の夕食はどこで食べようか」と淡々と話し合う、冷徹で無常な世界観が歌われます。
キルケのシーンはスコットランドをロケ地に選んでいる関係もあり、ギリシア叙事詩と(あえて相対化する意図もあり?)くっつけたのでしょう。
ギリシア神話にもアポロンの使者としてのカラスが出てきたり、運命の神モイラと関連するという説がありますが、どちらかと言うとカラスはケルト神話、北欧神話寄りでしょう。
スコットランド民謡に「二羽のカラス(The Twa Corbies)」というものがあります。
このバラッドでは、戦死した騎士の遺体を前に、2羽のカラスが「今日の夕食はどこで食べようか」と淡々と話し合う、冷徹で無常な世界観が描かれています。
キルケのシーンはスコットランドをロケ地に選んでいる関係でイメージがギリシア叙事詩と(あえて相対化する意図もあり?)くっついたのでしょう。
ちなむにクリストファー・ノーラン監督の映画『オデュッセイア』における魔女キルケ(キルケー)の登場シーンのロケ地は、スコットランドのマレー海岸線にあるフィンドレイター城(Findlater Castle)の廃墟です。
The Twa Corbies
スコットランドの伝統的なバラード(伝承歌)である「The Twa Corbies(二羽のカラス)」の日本語訳をご紹介します。
スコットランド語(低地スコットランド方言)で書かれた原詩は、死んだ騎士を見つけた二羽のカラスが、その遺骸をどうやって食べるか(目をくり抜き、髪の毛で巣を作るかなど)を冷酷かつ淡々と語り合う、不気味で物悲しい内容です。
「The Twa Corbies(二羽のカラス)」日本語訳
ひとりで野を歩いておりました時
二羽のカラスが嘆き合うのを耳にしました
一羽がもう一羽に尋ねました
「どこへ行って、何をごちそうにありつこうか?」もう一羽が答えて言いました
「あそこの古い土塁の土手の裏に
新しく討ち死にした騎士が倒れている
誰も彼が死んだことなど知りはしない」「彼の馬は彼の主人のそばで立ち尽くし
彼の犬は遠くへ去って、もう戻らない
彼のタカは自分勝手にどこかへ飛び去った
だから私たちで彼の血肉を味わうとしよう」「彼の白い胸の上には
カササギが羽を休めている
誰にも分からないように
私たちが彼の目玉をくり抜いてやろう」「彼のほっそりとした黄金色の髪の毛を使って
お前は自分の巣を編むがいい
私は彼の温かい胸から一本の羽毛を取ってきて
自分の巣をふかふかにしよう」「多くの者が彼のために泣くことだろう
だが、彼がどこにいるのかを知る者は誰もいない
念のため、お前のその翼で
彼の白くなった骨を隠しておくれ」風がやさしく吹き抜けるとき
私たちは彼の骨の上で歌うのだ
世界は誰も気に留めない
彼が死んで、土にかえろうとも
もしよろしければ、以下についてお知らせください:
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『2羽のカラス』というバラッドにあるように、ときには、2羽しかいないときも
『2羽のカラス(The Twa Corbies)』というスコットランドの古いバラッド(民謡)にあるように、不気味に、あるいは静かに2羽だけで佇むカラスの姿は、どこか神秘的な物語を予感させますね。
このバラッドでは、戦死した騎士の遺体を前に、2羽のカラスが「今日の夕食はどこで食べようか」と淡々と話し合う、冷徹で無常な世界観が描かれています。日常で見かけるカラスも、2羽だけで行動しているときは、まるで人間には分からない秘密の会話を交わしているかのように見える瞬間があります。
物語の続きを紡いだり、この世界観についてさらに深掘りしたりしてみませんか?
もしよろしければ、次のうちどのようなお話を続けましょうか?
- このバラッドの詳しいあらすじや背景を知りたい
- 『2羽のカラス』をモチーフにした創作のアイデアやストーリーを一緒に考えたい
- カラスにまつわる他の神話や伝承(八咫烏やオーディンのカラスなど)を聞きたい
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