映画【おんどりの鳴く前に】のネタバレ考察★沈黙が招いた村の悲劇
映画『おんどりの鳴く前に』を、ようやく観ました。しょっぱなからさっそく、イリエの服装はどうにかならないものか、と思いましたね。まぁこういうのも含めて演出なんでしょう。明らかにイリエの好感度を下げようとしている。
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まぁ普通こういう感じの人は脇役でしょ?みたいな人が主人公で珍しい。キラキラしてないし、キョーレツなシーンもラスト以外では特にないです。でも、だからこそ現実味があり、見入ってしまいました。この記事では映画『おんどりの鳴く前に』のあらすじやキャスト、感想について書いていきます。
本記事は映画『おんどりの鳴く前に』の完全ネタバレ記事となります。未見の方はご注意ください!
- 映画【おんどりの鳴く前に】の作品概要
- 映画【おんどりの鳴く前に】のキャスト紹介
- イリエ(演:ユリアン・ポステルニク)
- コスティカ(演:ヴァシレ・ムラル)
- ヴァリ(演:アンゲル・ダミアン)
- エディ/ヨルダン神父(演:ダニエル・ブスイオク)
- クリスティナ(演:クリナ・セムチウク)
- モナ(オアナ・トゥドル)
- 映画【おんどりの鳴く前に】のあらすじ
- 映画【おんどりの鳴く前に】のネタバレ部分の考察と感想
- 本人の自白でいきなり犯人がわかる展開
- ヴァリが何者かに襲われる
- クリスティナに恋をするイリエ
- 憧れの果樹園をワイロとして受け取る悲しみ
- どんくさい人たちの銃撃戦が逆に新鮮だったラスト
- 後になって意味がわかったシーン
- 村長が柱に頭を打ち付けていた
- シーツが2枚盗まれたと通報する女性
- 川で錨を見つけるシーン
- 釣り禁止の意味
- タバコを吸うシーンがやたら多い
- テレビのサクランボのニュース
- 泥酔してクリスティナ宅へ行った理由
- よくわからなかったシーン
- 意味深な鹿のタペストリー
- イリエが道端で吐いた理由
- イリエのキャラクターについて
- 沈黙・保身が生んだ悲劇
- まとめ
映画【おんどりの鳴く前に】の作品概要
原題:Oameni de treaba/上映時間:106分/製作年:2022年
監督:パウル・ネゴエスク
脚本:ラドゥ・ロマニュク、オアナ・トゥドル
出演:ユリアン・ポステルニク、ヴァシレ・ムラル、アンゲル・ダミアン、クリナ・セムチウク、オアナ・トゥドル、ほか
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製作は2022年ですが、日本での公開は2025年。ルーマニア・アカデミー賞(GOPO賞)で作品賞をはじめ6部門を獲得しました。賛否両論あるようですが、Rotten Tomatoesでの評価は概ね好評。
原題の「Oameni de treaba」は、いろんな意味があって、他国の言葉に翻訳するのが難しいらしい。ざっくりいえば「善良な人」という意味と同時に「こちら側の仲間」というニュアンスを含んでいるようです。
で日本語タイトルは『おんどりの鳴く前に』となったようですが、この邦題が素晴らしいと町山智浩さんが話しておられました。以下のリンク先で、詳しく語られています。
https://www.youtube.com/live/MzPxifsIn00?si=DtwdcZVVdh8ksMcu
映画【おんどりの鳴く前に】のキャスト紹介
イリエ(演:ユリアン・ポステルニク)
声に力がなく、覇気がない中年の警察官。事なかれ主義で、長いものには巻かれて生きてきた男。バツイチで家庭を持っていない。基盤のある暮らしをするため果樹園を経営したいと考えている。この冴えない男を演じ、自らのオーラを消して演じているのがユリアン・ポステルニクさん。名演技だと思います。ユリアンについては「イリエを演じるには瞳に知性がありすぎるかも…」と監督が懸念したらしい。
コスティカ(演:ヴァシレ・ムラル)
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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舞台となる村の村長。村社会の権力者で、独裁的だが周囲からは「コスティカは村民に与えるべきものを与えている」などと賞賛されている。誰も歯向かえない感じ。演じているヴァシレ・ムラルは、実は大晦日の番組に出演するような好感度の高いコメディアンだそうです。ルーマニアで人気のある方なんですね。
ヴァリ(演:アンゲル・ダミアン)
村にやって来た新米の警官。イリエの部下にあたる。正義感が強く、ハリウッド映画のヒーローに憧れているような感じの若者。デスクには、兵士のフィギュアを並べる。演じているアンゲル・ダミアンは1991年生まれで、かなり若い。俳優業以外でも、脚本や監督、プロデュースなどにも取り組んでいるようです。
エディ/ヨルダン神父(演:ダニエル・ブスイオク)
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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村長とつるんでいる神父。パッと見は信仰深いが、実はそうじゃない。イリエに殺人事件の真実を話す時「悪魔にそそのかされた。神よお赦しを」と言って、十字を切ったクソ野郎。演じているのは舞台などで活躍する、ダニエル・ブスイオクさん。
クリスティナ(演:クリナ・セムチウク)
夫パリチウクを殺害された村の住民。気の強そうな女性だが立場的には弱い。息子と暮らしている。村長や神父、医者から「美人」だとやたら評判だった。パリチウクに借金があったため、村長に言い寄られるも強気な姿勢を崩さなかった。
モナ(オアナ・トゥドル)
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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イリエの元妻で、イリエとアパートを共同運営している。
賢そうな感じの人。実は町の方で働く警察官だったと、終盤にわかります。演じているオアナ・トゥドルという女性はラドゥ・ロマニュクと共同で『おんどりの鳴く前に』の脚本を執筆しています。
映画【おんどりの鳴く前に】のあらすじ
ルーマニアのひっそりとした村で10年間警察官をしているイリエは、退屈でどんよりした日々を送っていた。バツイチで家庭のないイリエは、自分自身にも満足していない。警察官でありながら公私混同しており、制服すら着ていない時もある。だらしない毎日だ。そんなイリエの夢は、果樹園を持つことだった。
イリエは元妻のモナと共同でアパートを管理していた。そのアパートを売れば、何とか果樹園を買えるかどうか、というギリギリのところ。モナはアパートの売却に反対だった。
イリエの住む村は、ついこの間洪水の被害にあったばかり。村長は洪水の助成金を村人に横流ししている。そんな村に新人の警察官ヴァリがやって来た。
野心的で仕事にも意欲的なヴァリに、かき回すなと圧力をかけるイリエ。この村の権力者は村長で、イリエはほぼ言いなり。保身に走り、食事までごちそうになる始末だった。
そんな時、村で一番の美人であるクリスティナの夫パリチウクの遺体が見つかるが...。
映画【おんどりの鳴く前に】のネタバレ部分の考察と感想
イリエは村長たちが、そんなにヤバいヤツとは思っていなかった。でも次第に、この村の闇が見えてきます。
本人の自白でいきなり犯人がわかる展開
惨殺された◯体があがり、怖くなるイリエ。それとは裏腹に、都会から来たヴァリはテキパキと捜査を開始します。夜遅くに村長と神父がイリエを訪ね「あれやったの、俺たちなんだけど」とぬけぬけと罪をカミングアウト。イリエはそれを聞いて「なぜ、そんなことに?」と固まります。
ヴァリをおとなしくさせ、自分たちの罪を見逃せ!というのだから、イリエも舐められたもんです。
ヴァリが何者かに襲われる
その後、ヴァリが何者かに襲われ重傷を負います。大声を出して嘆くイリエ。イリエはヴァリを嫌っているように見えたのですが、実は違っていましたね。
イリエにとって町の警察官時代はもう見たくない過去。だから、ヴァリの正義漢ぶりが青臭く見えてイラついたのでしょう。またそのヴァリが村長らの犯罪を見つけてしまうと、自分が仕事してないのもバレてしまうので、ドキドキで気持ちがぐちゃぐちゃ。そもそも、イリエ1人で回っていた(とされていた)この村に、新米警察官がやって来た理由はなんでしょうか。洪水があり、インフラの整備が思いのほか手抜きだったと外部にわかったこともあるでしょう。何か不正が行われていると本部に気づかれた可能性もある。新任の警官が来ると聞いて不安になったイリエは、果樹園の経営で生計を立てることを考えて現実逃避していたかもしれません。
ところがそのヴァリが襲われてしまった。これは、感情が乏しくなっていたイリエにとっても、相当ショックな出来事だったに違いありません。ヴァリを見つけた村人が「最初は君かと思ったんだ」と言っているように、イリエはヴァリと過去の自分を重ね合わせて見ていたのでは?と思います。
正義感を持っていた頃の悔しさがぶり返したイリエ。村長を疑い、さすがに文句を言いました。
クリスティナに恋をするイリエ
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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どさくさに紛れ、殺人事件の被害者の妻に恋をするイリエ。このことで、クリスティナに下心を持っている村長や神父が、夫の借金を口実にせまっていたことが判明。クリスティナを守ろうと熱心なイリエですが、彼女は顔に痣をつけられ村から出て行ってしまいます。いよいよヤバい村だな、と思いました。
憧れの果樹園をワイロとして受け取る悲しみ
電話で村長にお礼を言った後、イリエは泣いてましたね。楽しみにしていた果樹園が、こんな形で手に入るなんて!と。この地点でイリエには、充分天罰が下されているように思います。村長から果樹園の話を持ちかけられたときに、はっきり「受け取れません」と答えるべきだった。ただ断ったら断ったで、◯されるかもしれないので、そうするしかなかったのかもしれません。
どんくさい人たちの銃撃戦が逆に新鮮だったラスト
ラストの銃撃戦は、念のために持っていた銃を皆が使うことになってしまったという感じで、ぎこちない。しどろもどろで、日頃から彼らが銃を使い慣れていないとわかります。
実際銃なんか使わなくても、権力があれば、充分人を黙らせることができたんだろうなと思いました。
後になって意味がわかったシーン
事件の通報があるまでの時間は、何気ないシーンの連続のように思えます。でも後で考えると、全部意味があり必要なシーンだったように思いました。
村長が柱に頭を打ち付けていた
イリエが村長の家に行ったら、村長が家の裏でゴツンゴツンと柱に頭を打ち付けているシーンがありました。この時のイリエが、すげぇ怖いものを見た(ll゚Д゚)というような表情で凍てつく。この時点で既に殺人事件が起こった後だったんですね。序盤から冴えない感じで緊張感のないイリエでしたが、このシーンではじめて警官らしい深刻な表情を見せます。
シーツが2枚盗まれたと通報する女性
警察へ来た女性が、シーツが盗まれたと話すシーン。イリエはシーツ2枚ぐらいどうでもいいじゃないか、と言わんばかりに横着な態度を取り、女性を強引に追い払います。たぶんこのシーツを盗んだのは村長と神父。女性は何かイヤな予感がして怖くなったから、警察に話したのでしょう。ただ後になって考えれば、イリエのほうも「シーツ」と聞いて嫌な勘が働いたので、捜査を頑なに拒否したんじゃないかなとも思いました。
川で錨を見つけるシーン
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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イリエは川で錨を見つけます。これによって、村長たちがあらかじめ、殺人を計画していたのではないかと疑う。村長の話では、酔った勢いで喧嘩になり、感情が爆発して○してしまったと聞いている。でもそうじゃなかったかも...このせいでイリエの村長に対する猜疑心が、ますます高まります。
釣り禁止の意味
序盤イリエが頑なに釣りに来た3人組を追い払ったのは、川で村長らが密輸をやってて、その見張りとして立っていたからだと終盤にわかりました。まぁだからその時点で、イリエは汚職警官だったというわけですね。ただ十字路に立っていろと言われただけかもしれないですが、密輸に気づいていて見て見ぬふりをしていたということです。
タバコを吸うシーンがやたら多い
終盤に、村長がタバコや酒を密輸していたことがわかります。コミュニケーションの場でやたら酒やタバコが出てきたのは、このせいだなと思いました。
テレビのサクランボのニュース
ストーリーの終盤、村での殺人事件のニュースがイリエの自宅のテレビに映し出されます。その後は、サクランボのニュースへ。キャスターは「雨と温暖の影響で、サクランボが記録的な豊作です」と言いますが、イリエが手にした果樹園には、サクランボが実っていませんでした。つまりイリエは果樹園のオーナーになることを夢見ながら最初の段階では、あの果樹園に実が実っていないことに、気づいていなかった可能性もある。
その後でイリエが果樹園を訪ねた際、木に群がる蟻や虫食いの葉を見つけたシーンがありました。表面上は美しい果樹園ですが、実はそうじゃない。一見のどかな風景の田舎の村が、実は為政者の汚職まみれで腐敗していることを示唆しています。
サクランボと杏の木を植えるのがイリエの夢でした。イリエと元所有者との口論で「子供がサクランボを食べたがっている」ということがわかり、その話からするとそこにはサクランボの木があったはずです。
よって果樹園に関する一連のシーンは、
①イリエが手にした果樹園は、貧しい村民から村長が無理矢理横取りしたもので
②それだけの罪を犯して得たその果樹園は、腐敗していてイリエの望んでいたようなものではない
ということなのだと私は思いました。
泥酔してクリスティナ宅へ行った理由
イリエは深夜にベロベロに酔った状態でクリスティナ宅を訪問。イカれてんの?何時だと思ってるの?とブチ切れるクリスティナ。ホント情けなく危ない警察官です。初見ではなんでこんなことをしたんだろう?と疑問でしたが、イリエが基盤のある生活をするためのタスクは2つ。
①果樹園のオーナーになる
②妻を見つける
ひとまず格好としては果樹園のオーナーになれたものの、気持ちがぐちゃぐちゃなので酔った勢いで、妻になってもらいたいクリスティナの家に行ったのでしょう。ホント、大丈夫?って思いました。こんな警察官が実際にいたら、と考えると恐ろしいです。
よくわからなかったシーン
なんか意味があるのかな?と思いつつ、結局わからなかったシーンもありました。
作家、ライター向け情報
意味深な鹿のタペストリー
角がしゃんとして立派な鹿のタペストリーが、ダーンって感じで映し出されます。これは、聖なるものの象徴かなと思いました。たしかクリスティナの家に2つぐらい、果樹園の小屋にもありました。
イリエが道端で吐いた理由
単に酒の飲みすぎか?とも思いましたが、飲み水の衛生面に問題があったのでは?と思いました。イリエはおそらく川の水を飲んでいない。農業用水みたいなのを、ペットボトルに入れるシーンがありましたね。その辺りが、何か関係しているのかもしれません。
イリエのキャラクターについて
序盤から中盤ぐらいまでのイリエの印象は、ものすごく悪い。
理由とか考えとかを話さず「とにかくこうしとけばいいんだよ」って命令するところも苦手。結論だけ言われても、人は納得しない。よく理由を話さず理不尽にああしろこうしろと言って、相手が失敗したら「だから言ったじゃないか」みたいな態度の人がいますね。ヴァリのことにしても、心配だったから捜査を禁じたり、私用でパトカーを使わせなかったのかもしれないですが、こんな態度ではこいつ大丈夫か?と思われるだけですよ。きちんと◯◯だから◯◯しなさい、と指示するべきです。
実際イリエがヴァリに辛く当たったのは、彼を辞めさせたかったからかもしれません。それがわかったのは、後半部分を観てから。
社会やコミュニティがクズだと、個人がたったひとりで不正に立ち向かおうとしても、どうすることもできないように思います。その困難な状況・葛藤が、ひしひしと伝わってきました。村長は食事もふるまうし、一見、まぁいいところもある人に見えている(イリエにとっては)から、ある意味、マフィアに脅されるのとは違う怖さがある。
イリエは、過去にいろいろあったから心が歪んでしまったという解釈もできますが、実際にはそんなに単純じゃないと思う。不親切に見えるのは、わざとそうして町の人々から期待されないようにしているん部分もあるんじゃないですかね。どうせ何かあったとき、自分は何もしてやれないと。以前もそうだったし、何もしてやれないのにいい人ぶるのは不誠実じゃないか、と思ったからシーツを盗まれた女性にもあんな態度を取ったのかもしれません。
ただしかし、村民からすれば、それはかなり困るし保身に走っているとしか思えない。客観的に見れば、イリエはかなりのクズです。あなたは警察官として、お給料貰ってるわけでしょ。ってなりますね。
沈黙・保身が生んだ悲劇
画像引用:映画『おんどりの鳴く前に』公式サイト | カルチュアルライフ
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イリエもまさか村長や神父がそこまでヤバいヤツとは、思っていなかったかもしれない。気がついたときはもう遅く、あれよあれよといううちに事態が悪化。松本清張の映画ならこういう状況がホラータッチで描かれるけど、『おんどりの鳴く前に』のほうはどこか物悲しい。ラストシーンはさすがに笑ってしまいましたけど...。
ルーマニアの村社会の権力の腐敗を風刺した映画のはずなのに、今世界中がこうなっているから、共感する方も多いんだろうなと思います。イリエの勇気や失敗を観て勉強し、状況を変えることができればいいですが、なかなか難しい問題ですね。いろいろ考えさせられる作品でした。
映画『おんどりの鳴く前に』は、Amazonプライムで見放題配信中です。
まとめ
この記事では、映画『おんどりの鳴く前に』のあらすじ・キャスト・後になって意味がわかったシーンなどについて書いてみました。
閉塞感しかない田舎町、というか村で進むどんよりとした物語。まあまあ気を許していた人が、まさかそんな危ないヤツと思ってなかった、みたいなのはわりとリアルでした。現実社会でもまぁ◯人とかはないにしても、結構イリエと似たような心境になった人は多いんじゃないかと思います。何より既に信頼関係ができてしまっているので、情もあるし、なかなか逃げるのが難しそう。
ていうか、ルーマニアの村社会の権力の腐敗を風刺した映画、のはずなのにイリエに共感・同情する人が多い世の中はヤバくないか?など余計なことも考えてしまいました。
最後までお読みくださり、ありがとうございます!










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