2026年6月6日土曜日

<1991年>テレビ・ドラマ「新説 三億円事件」 | オイラのブログ - 楽天ブログhttps://plaza.rakuten.co.jp/shirochoko/diary/201401220000/

<1991年>テレビ・ドラマ「新説 三億円事件」 | オイラのブログ - 楽天ブログ

<1991年>テレビ・ドラマ「新説 三億円事件」

   さんおく円事件.jpg

【スタッフ】
プロデューサー=渡辺 茂
監督=小田切正明     脚本=岩間芳樹   
原作=大下 英治「白バイと紅薔薇」「現代虚人列伝」より
音楽=パトリック・オハーン  アルバム「indigo」より
撮影=木村 隆治

【キャスト】
織田 裕二=大場 誠(犯人)      小林稔侍=大場光弘(父・白バイ警官)
丘 みつ子=大場絹代(母親)      坂上香織=大場久美(妹)
山崎  努=バーのマスター(共犯)  伊東 四朗=少年課刑事
本田美奈子=誠の恋人         竜  雷太=刑事部長
高橋 幸治=警視庁捜査課長     美木 良介=刑事
ベンガル =三億円輸送警備員    梅津  栄=刑事
左右田一平=刑事係長         でんでん =新聞記者

【あらすじ】
1968年(昭和43年)12月10日午前9時30分頃、
日本信託銀行(国分寺支店)から東京芝浦電気府中工場へ、工場従業員のボーナス約3億円
が入ったジュラルミンのトランク3個を輸送中の現金輸送車(セドリック)が、府中刑務所
裏の府中市栄町、学園通りと通称される通りに差し掛かった

そこへ警官に変装して擬装白バイに乗った犯人が、バイクを隠していたと思われるカバー
を引っ掛けた状態のまま輸送車を追いかけ、輸送車の前を塞ぐようにして停車した

現金輸送車の運転手に「貴方の銀行の巣鴨支店長宅が爆破され、この輸送車にも
ダイナマイトが仕掛けられているという連絡があったので調べさせてくれ」と
言って行員を輸送車から降ろさせた

この4日前にも、支店長宛ての脅迫状が送り付けられていたため、
その雰囲気に行員たちは呑まれてしまっていた

犯人は、輸送車の車体に潜り込み爆弾を捜すふりをして、隠し持っていた発煙筒に点火
「爆発するぞ!早く逃げろ」と避難させた直後に輸送車を運転し・・・・
白バイをその場に残したまま逃走した

この時行員は、警察官(犯人)が爆弾を遠ざけるために輸送車を運転したと勘違いし、
「勇敢な人だ」と思ったという

この出来事の目撃者には銀行員のほか府中刑務所の職員、近くにいた航空自衛隊員などがいた
しかし、これらの目撃者の証言は曖昧だったり勘違いだったりすることもあった

直ちに緊急配備が敷かれ、要所要所で検問が行なわれたが、“銀色のトランクを積んだ
灰色ライトバン”を捕捉していながら突破され逃げられたのだが・・・・・

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チャンネルNECOの日本映画で録画してあったのを 最初映画だと思って
観たのだが、なんとテレビドラマだった  でも良く纏まっていたし 面白かった

このドラマでの犯人は『大場 誠』(織田裕二)19歳 

白バイ警官の父『光弘』(小林稔侍)と、やさしい母親『絹代』(丘みつ子)、
素直なかわいい妹『久美』(坂上香織)の4人家族

学歴が無いことがコンプレックスの父親は、息子に勉強部屋を持たせたいと
退職金まで前借して東京郊外に建売の一軒家(570万円)をローンで購入

ごく普通の家族だったはずなのに、「誠」は中学2年の頃から荒れ始め、高校を中退
バイクや車の窃盗、車上荒らしを繰り返す札付きのワルになった

「誠」は偶然知り合ったバーの『マスター』(山崎努)のアイディアに乗って・・・・
「誠」の バイクや車の窃盗のその運転技術の才能と 白バイに詳しいコトを活かし 
二人は 綿密に計画を練り 模擬練習までして 首尾よく3億円を奪取

父親は、自分は口べたな男だから、口より手が先に出る性分だからと、過剰に暴力を振るい
自分が警官だというメンツもあって 世間に迷惑をかけるなと、息子を殴り続けた

誰にも心を開かず、突っ張り続ける「誠」の気持ちを、唯一、分かってくれて
心の支えになってくれるたのが バーの『マスター』で

恐らく「誠」だけなら、三億円強奪はできなかったし 仲間のチンピラ達には
こんなに 緻密な計画は立てられないし 仲間割れして成功もしなかったであろう

3億円は、1968年当時、20億円相当だったという
警察はメンツと威信をかけて、総力戦で犯人を捕まえようとするが・・・・

こんなに 身近に犯人がいるのに 逮捕に踏み切れずにいるうち・・・・
なんと 「誠」は青酸カリを飲んで 自殺してしまう
(父親に「一緒に死のう」と すすめられるまま・・・・)

事件は 結局曖昧のまま 未解決事件として時効を迎える

一昨日の「田村正和」主演の「三億円事件」の内容とは若干違うものの・・・・

犯人は特定出来ていたのに 警察官の息子(元警視庁長官の甥)という
身内の犯罪に 事件をうやむやにしてしまったということなのか?

オイラ当時28才 超多忙な貧乏サラリーマン生活で聴いた三億円事件
職場でも 仲間内でも 家庭でも このニュースを 興奮して話題にしていた

そう 或る意味 若者達には パーフェクト犯罪の上  誰も傷つけていないコト
そして たった一人の青年が警察大組織を相手に闘う図式が ヒーロー的存在として
憧れれの犯人像になっていた

大藪春彦の書く小説の主人公をイメージしてた
(実は その大藪春彦も重要参考人として事情聴取されたとか・・・・)

このドラマでの実質的犯人のバーの「マスター」は 実際に居た人物なんだろうか?
お金に執着せず 全部燃やしてしまうという結末に疑問を持ったが・・・・

一体 何が目的だったんだろうか? 
もし一瞬のスリルを 楽しんだだけの人だとしたら・・・・・

警察はこの事件を口実に 当時の学生運動家や 危なげな人々を一斉検挙したとか
なにやら 別に 大きな目的があって 捜査を大々的に繰り広げたというコトか?



  

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