2026年4月8日水曜日

Nobody Told Me / ノーバディ・トールド・ミー(John Lennon / ジョン・レノン)1984 : 洋楽和訳 Neverending Music

Nobody Told Me / ノーバディ・トールド・ミー(John Lennon / ジョン・レノン)1984 : 洋楽和訳 Neverending Music

Nobody Told Me / ノーバディ・トールド・ミー(John Lennon / ジョン・レノン)1984




 「Milk and Honey」はジョンの死後に耳にすることができたアルバムですが、その収録曲は決してアルバム「Double  Fantasy」以降に作られた曲ではなく、多くは「Double Fantasy」の収録から漏れた曲…といえるでしょう。


 ジョンがハウス・ハズバンド生活をどう送っていて、そして時代をどう捉え、音楽活動を再開しようと至ったのか。またジョンは「Double Fantasy」の曲をどんな思いで収録したのか、採用から漏れた曲の理由はなにか(結局、ジョンの意思ではなく「Milk and Honey」に収録されることになる曲)、とっても興味深いですよね。



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◆勝手な想像ながら、こう関連付けられませんか?


 「ハウス・ハズバンド」の悩みを抱えていた時期の気晴らし曲が「I'm Steppin’Out」

 その悩みを自分のなかで昇華した曲が「Woman」であり「Just Like Starting Over」。


 時代について憂いて愚痴をこぼす曲がこの「Nobody Told Me」、

 時代がどうあっても自分は自分…と言い聞かせ、座って車輪が廻るのを見ていようと決め

たのが「Watching The Wheels」。


アルバム「Double Fantasy」の曲は悩みを越えてスッキリしたジョンの姿が見えるのに対して、「Milk and Honey」はその姿に至る前のとっても人間くさいジョンを感じます。


だからこそ…ジョンの暗殺は残念で許せない…んです…。

ジョン、R.I.P…。



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Writer/s: John Winston Lennon


Released in 1984

US Billboard Hot100#5

From the Album “Milk and Honey”


*原詞の引用は太字


Three, four


Well, everybody's talking and no one says a word

Everybody's making love and no one really cares

There's Nazis in the bathroom just below the stairs

Always something happening and nothing going on

There's always something cooking and nothing in the pot

They're starving back in China so finish what you got


そう 誰もがしゃべってるけど 言葉を一言も発してない

誰もが愛し合ってるけど 本当の愛を知らないのさ

ナチスが階段の下の浴室に潜んでる

いつも何かが起きてるけど 事態の進展はない

いつも何かを料理してるけど鍋のなかは空なのさ

中国じゃ飢えに苦しんでるんだから

やるべきことを今すぐ終わらせるんだ


Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Strange days indeed

Strange days indeed


こんな日々が来るなんて知らなかった

こんな時代になるなんて知らなかった

そんなこと誰も教えてくれなかったじゃないか

おかしな時代だよ まったく

へんてこな毎日さ まったく


Everybody's runnin' and no one makes a move

Well, everyone's a winner

And nothing left to lose

There's a little yellow idol to the north of Katmandu

Everybody's flying and no one leaves the ground

Well, everybody's crying and no one makes a sound

There's a place for us in movies

You just gotta lay around


誰もが走ってるけど 行動を起こさない

ああ 誰もが勝者だけど 敗者は誰もいない

カトマンズの北に小さい黄色い聖像がある

誰もが飛んでるのに誰も離陸をしてないのさ

そう 誰もが泣いてるのに 泣き声ひとつあがらない

僕らのために映画をここで撮るんだから

ごろごろして待ってるがいいさ


Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Strange days indeed

Most peculiar, mama


誰も教えてくれなかったじゃないか

こんな日々が来るなんて知らなかった

こんな時代になるなんて知らなかった

おかしな時代だよ まったく

本当におかしな毎日さ そうだろ?



Everybody's smoking and no one's getting high

Everybody's flying and never touch the sky

There's UFO's over New York and I ain't too surprised


みんな一服やってるのに ハイになれないんだ

みんな空を飛んでるのに 触れることはない

ニューヨークの空にUFOが出現しても

別に驚くことじゃないさ


Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Nobody told me there'd be days like these

Strange days indeed

Most peculiar, Mama, roll


こんな日々が来るなんて知らなかった

こんな時代になるなんて知らなかった

そんなこと誰も教えてくれなかったじゃないか

おかしな時代だよ まったく

へんてこな毎日さ まったく


(Words and Idioms)

Nazis=ナチス

lie around ; 〔人が〕寝転がる ; 〔人が何もせずに〕ゴロゴロする


日本語訳 by 音時



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◆この曲についてのあれこれトピックスです(Wikipedia情報)。


・発売時にジョンの過去の映像を使ったPVが製作されたが2003年のDVD「レノン・レジェンド」ではオープニングに「イマジン」セッション時のリハーサル映像を挿入しジョンのカウントから歌に入りニューヨーク時代の映像を中心にしたものにしている。(この記事の冒頭動画ですね)


・ジョンはこの曲を1976年に書いていて、その時のワーキング・タイトルは "Everybody's Talkin', Nobody's Talkin'" だった。彼はこの曲を1980年のアルバム『ダブル・ファンタジー』のセッションで録音したが、セットに収録しないことを決め、代わりにビートルズのバンド仲間であるリンゴ・スターに贈った。リンゴは1981年のアルバム『Stop And Smell The Roses』でこの曲を録音する予定だったが、1980年12月8日にジョンが射殺されたため、録音に踏み切れなかった。


・オノ・ヨーコはこの曲を "ちょっと楽しい曲 "と言っている。彼女は1998年にアンカットに、「特にその頃、彼はまた、世界がその進路、方向性を失ったと感じたと思う。この曲は、混乱ではなく、人生は常に神秘的であることを学び始めたことに関係していると思うのです」と言っている。

・「カトマンズの北にある小さな黄色い偶像」の話は、J・ミルトン・ヘイズの詩『The Green Eye of the Yellow God』からきている。最初のスタンザはこうなっている。


カトマンズの北に一つ目の黄色い偶像がある。

町の下には小さな大理石の十字架がある。

マッド・カリューの墓を世話する傷心の女がいる。

そして黄色い神は永遠に見下ろしている


・「ニューヨークの上空にUFOがいるんだが、あまり驚かない」という歌詞は、実際の事件から取られたものである。1974年、ジョンと恋人メイ・パン(ヨーコと別居中)は、ニューヨークのイーストリバーを見下ろすアパートに住んでいたが、ジョンはUFOと思われるものを見た。パンによると、ジョンは窓の外に向かって "戻って来い、俺を連れて行け!"と叫んだ。



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◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。

US Top 40 Singles For The Week Ending 3rd March, 1984

TW LW TITLE Artist (Label)-Weeks on Chart (Peak To Date) 


ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」が強く、ネーナの99の風船は残念ながら2位止まり。ほか、シンディ、ロックウェルも最高位2位で、「ジャンプ被害者の会」結成か(^_^;)。ジョンはこの週の5位が最高位で翌週は6位、翌々週9位と後退。

(ジャンプの1位を蹴落とすのはこの週16位の「フットルース」by ケニー)


1 1 JUMP –•– Van Halen (Warner Brothers)-8 (2 Weeks at #1) (1)

2 3 99 LUFTBALLONS –•– Nena (Epic)-13 (2)

3 4 GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN –•– Cyndi Lauper (Portrait)-12 (3)

4 5 THRILLER –•– Michael Jackson (Epic)-4 (4)

5 7 NOBODY TOLD ME –•– John Lennon (Polydor)-7 (5)


6 2 KARMA CHAMELEON –•– Culture Club (Virgin)-14 (1)

7 12 SOMEBODY’S WATCHING ME –•– Rockwell (Motown)-6 (7)

8 9 WRAPPED AROUND YOUR FINGER –•– The Police (A&M)-9 (8)

9 8 LET THE MUSIC PLAY –•– Shannon (Mirage)-17 (8)

10 13 I WANT A NEW DRUG –•– Huey Lewis & The News (Chrysalis)-8 (10)



◆こちらはホームレコーディングのデモ音源」。

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