対話性の境界 ウーヴェ・ヨーンゾンの詩学
序文第1章 詩学
第1節 導入──ヨーンゾンの「詩学講義」
第2節 「詩学」の歴史──古代ギリシアからロマン派まで
第3節 戦後ドイツにおける「詩学」の制度化
第4節 〈ポスト詩学〉の状況
第5節 表されるものが表す手段を条件づける
第6節 方法論についての要約
第2章 ダイアローグ
第1節 導入──境界線
第2節 〈語りの全知性〉をめぐる問題
第3節 作り出された人物
第4節 対話性の詩学
第3章 パフォーマンス
第1節 導入──小説は革命のための武器ではない
第2節 二つの政治性
第3節 文学における「真実」
第4節 「真実探求」の死角
第5節 『ベルリンのSバーン』
第6節 パフォーマンスとしての「真実探求」
第4章 モダニティー
第1節 導入──モダニスト・ヨーンゾン
第2節 『長篇小説を検討するための諸提案』
第3節 モダニティーの歴史イメージ
第4節 ボードレールの現代性
第5節 理想と憂鬱
第5章 『ヤーコプについての推測』
第1節 導入──「難解」な小説
第2節 対話的形式
第3節 ロールフス
第4節 ヨーナス・ブラッハ
第5節 ゲジーネ・クレスパール
第6章 『イースターの水』
第1節 導入──「模範的な短篇小説」
第2節 水と鏡のイニシエーション
第3節 かつての少女の追憶
第4節 完結性と破綻
第7章 『記念の日々 ゲジーネ・クレスパールの生活から』
第1節 導入──付随状況
第2節 一年の日々
第3節 暦と想起
第4節 コレスポンダンスとアレゴリー
第5節 言語の問題
第6節 『記念の日々』における対話性
第7節 わたしが死んだときのために
終 節 マージョリーのゆくえ
結語
あとがき
参考文献
索引
0 件のコメント:
コメントを投稿