十羅刹女 与鬼子母 【 十羅刹女と鬼子母神が 】
中略
即於仏前 【 仏前に於いて 】
而説呪曰 【 呪を説いて曰く 】
若不順我呪 【 若し我が呪に順ぜずして 】
悩乱説法者 【 説法者を悩乱せば 】
頭破作七分 【 頭破れて七分に作ること 】
如阿梨樹枝 【 阿梨樹の枝の如くならん 】
如殺父母罪 【 父母を殺( しい )する罪の如く 】
亦如( 厭 )油殃 【 亦油を圧( お )す殃( つみ ) 】
斗秤欺誑人 【 斗秤をもって 人を欺誑( ごきょう )し 】
調達破僧罪 【 調達が 破僧罪の如く 】
犯此法師者 【 此の法師を犯さん者は 】
当獲如是殃 【 当に是の如き殃を獲( う )べし 】
私達( 鬼子母神と十羅刹女 )親子が、お釈迦様に誓った
人を幸せにする此の呪文に逆らって 法華経の説法者を悩ませたり乱したら
頭が七つに破裂して枯れ木になって落ちた時に七つに裂ける阿梨樹の木の枝
のようになりますよ。
本当にそうなっても知りませんよ。
此の事は父母を殺す罪と同じです。
また油を絞る時にある種の虫を入れて絞るとたくさん絞れるのですが
その油は大変悪い油になるのです。
それを売る時にインチキの秤 ( はかり ) で人を欺( あざむ )き
誑 ( たぶら ) かし提婆達多のお釈迦様を殺害しようとした罪の
ように法華経の説法者を犯す者はまさしくこれらの罪を犯したのと
同じ罰を受ける事になります。
https://plaza.rakuten.co.jp/mandara1000/diary/200612230003/
拳骨和尚の辻説法 その47 【 頭破作七分 】
みなさん ! 三時間目の辻説法です。
なんだか、本当の学校になったみたいです。
今回は、法華経の陀羅尼品にある 頭破作七分 の本当の意味です。
正しくは 悩乱説法者 頭破作七分 です。
あなたの御本尊様には、向かって右側最上段の大持国天王の左側に
書いてあるはずです。
若悩乱者 頭破作七分は法華経陀羅尼品第二十六に詳しく
書いてあります。
十羅刹女 与鬼子母 【 十羅刹女と鬼子母神が 】
中略
即於仏前 【 仏前に於いて 】
而説呪曰 【 呪を説いて曰く 】
若不順我呪 【 若し我が呪に順ぜずして 】
悩乱説法者 【 説法者を悩乱せば 】
頭破作七分 【 頭破れて七分に作ること 】
如阿梨樹枝 【 阿梨樹の枝の如くならん 】
如殺父母罪 【 父母を殺( しい )する罪の如く 】
亦如( 厭 )油殃 【 亦油を圧( お )す殃( つみ ) 】
斗秤欺誑人 【 斗秤をもって 人を欺誑( ごきょう )し 】
調達破僧罪 【 調達が 破僧罪の如く 】
犯此法師者 【 此の法師を犯さん者は 】
当獲如是殃 【 当に是の如き殃を獲( う )べし 】
私達( 鬼子母神と十羅刹女 )親子が、お釈迦様に誓った
人を幸せにする此の呪文に逆らって 法華経の説法者を悩ませたり乱したら
頭が七つに破裂して枯れ木になって落ちた時に七つに裂ける阿梨樹の木の枝
のようになりますよ。
本当にそうなっても知りませんよ。
此の事は父母を殺す罪と同じです。
また油を絞る時にある種の虫を入れて絞るとたくさん絞れるのですが
その油は大変悪い油になるのです。
それを売る時にインチキの秤 ( はかり ) で人を欺( あざむ )き
誑 ( たぶら ) かし提婆達多のお釈迦様を殺害しようとした罪の
ように法華経の説法者を犯す者はまさしくこれらの罪を犯したのと
同じ罰を受ける事になります。
なんと !
すごい 忠告と警告です。
武術 ・ 道の試合で、このような忠告と警告を受ける試合をすると
たった一度で信用を失います。
武術 ・ 道だけではありません。
市場でも会社でも商売の取引先でも学校でも国会議事堂でも
こんな事をしては絶対にいけません。
日蓮大聖人が例外的に 頭破七分を書かれた大曼荼羅御本尊 !
我が師日蓮大聖人の御本尊には、現存する百二十七体の中に例外的に
たった ! 七体の御本尊にしか書かれていません。
書かれている位置 ・ 場所もその処ではありません。
書き方もまったく違います。
参考までに、日蓮大聖人の直筆の御本尊に 若悩乱者頭破作七分 ・
有供養者過福十号 と書かれている本尊を一体誰に授与されたか
その人と現在の所在地 寺を書いておきます。
1.(五四)( 不明 )( 京都 本能寺 )( 弘安元年八月 日 )
2.(五七)( 優婆塞藤太夫日長 )( 岡宮光長寺 静岡 )( 弘安元年十一月二十一日)
3.(五九)( 妙心 授与 之 )( 中山 淨光院 千葉 )( 弘安二年二月 日 )
4.(六○)( 釈子 日目 授与之 )( 桑名 壽量寺 三重 )( 弘安二年二月 日 )
5.(六一)( 日向 法師 授与之 )( 茂原 藻原寺 千葉 )( 弘安二年四月八日 )
6.(六五)( 沙門 日法 授与之 )( 岡宮 光長寺 静岡 )( 弘安二年七月 日 )
7.(六七)( 沙弥 日徳 授与之 )( 新曾 妙顯寺 埼玉 )( 弘安二年十月 日 )
立正安国会発行 御本尊集より ・ 番号は御本尊集の通し番号です
何故だかよく解かりませんが弘安二年に集中しています。
この 日向上人は身延山久遠寺の第二世です。
六老僧の第四位です。
この 日目上人は、大石寺、北山本門寺、西山本門寺、保田妙本寺
京都要法寺の五箇寺の第三世なんです。
第二世は 日興上人です。
岡宮の光長寺の 日法上人は、大石寺の楠の板曼荼羅
通称 本門戒壇の大御本尊 ・ 楠の木の半丸太の板を彫刻した
上人だと大石寺が主張しておられます。
このお寺は 法華宗本門流です。
京都の本能寺と同じです。
そして 日向上人 日目上人 日法上人が書写された御本尊にも
此の 若悩乱者 頭破作七分 ・ 有供養者 過福十号 が書いてありました。
なぜ分かるのか ?
ですよね。
それは 日蓮聖人門下歴代 大曼荼羅本尊集成 と言う書籍が
今回私が本を書くのに必要であったので買ってくださり御寄進して
くださった人がおられるのです。
その方は、本が出版されましたらサインを入れて一冊頂たいと申され
ました。
ありがたくて涙が出ました。
百人あまりの高僧の書写された二百二体の大曼荼羅御本尊のなかに
これらの上人の曼荼羅がありました。
これらのお上人の御本尊にはすべて 若悩乱者 頭破作七分 ・
有供養者 過福十号 が書いてありました。
日興上人の大曼荼羅本尊も五体ありましたが五体とも書いてありました。
当然です。
日蓮大聖人から授与されたのですから !
でも、圧倒的に少なくて例外的に書かれた大曼荼羅が何故このお上人
たちに授与されたのか ?
本当の所よく解かりません。
今後の研究課題です。
ご存知の方がおられましたら是非ご連絡して下さる様お願いします。
ところが国宝の 【 万年救護の本尊 】 には書かれていません。
それと拳骨和尚の草庵の日蓮大聖人の御本尊にも書かれていません。
この 【 日蓮聖人門下歴代 大曼荼羅本尊集成 】 は、いつでも
私の草庵に安置していますのでご覧になりたい方はいつでもどうぞ !
お越しください。
この書籍の価格は定価で¥154,000.もするのです。
でもインターネットで安く買えました。
本当に有り難いとは、この事です。
余談ですがあなたの御本尊様には此の文字がまさか書いてないでしょうね !
そうですか !
書いてありましたか。
でも気にする事はありません。
その文字は 但し書き ですから !
それを正確に認識した上で正しくお題目と御経を言えれば誰にも
文句は言われません。
その中に日興上人がご病気をされた後で書写されたと思われる御本尊が
二体ほどありました。
字が乱れておいでなのです。
普通ではありませんでした。
多分 !
悩梗塞を煩われたと思います。
しかし八十八で亡くなられておられますので回復されたのです。
私は全身八ヶ所の骨折で七ヶ月入院しリハビリで脳梗塞の人と同室に
なっておりましたのでたくさんの人の 【 作業療法 】 と
【 理学療法 】 と 【 言語と文字の訓練のリハビリ 】 を
よく見て知っています。
私も体験しています。
私自身が身体障害者です。
人間が脳梗塞を病んだらどの様な文字を書くようになるか。
ですから !
本当によく解かるのです。
四苦八苦の病苦は一人の例外が無く誰ものがれる事は
出来ないのです。
この世からあの世へ !
あの世からこの世に来る時の事は誰にでもよく分かります。
本当に十カ月前までは存在しなかったのです。
この世にいなかったのです。
それが、突然そう本当に突然この世に飛び出して来たように
生まれてきたのです。
母の胎内から出る事も無くあの世に帰る子もたくさんいます。
本当に寿命を全うする事は難しく有り難いことなのです。
一旦生まれたら何十年と言う月日をかけて死んでゆくのです。
そして、あの世に行くと言うか帰ると言うか死んでゆくのです。
この時に渡るのが 三途の川と言われていますが本当は
三途の川は生きている間に渡っておくものなのです。
死んでからは実は渡れないのです。
三途の川は本当は 【 地獄道 ・ 餓鬼道 ・ 畜生道 】 の
三悪道の事です。
この心の闇を生きている間にしっかりと 【 対治 】 しなければ
ならないのです。
三途の川とは 憤怒の川の事なのです。
三界の中の無色界の 【 有頂天 ・ 非想非非想処天 】 の
一つ手前に 【 無所有処天 】 と言う所があります。
実は死ぬ時もここを通過しなければならないのです。
此処で
今生で
拾った物や
もらった物や
奪った物や
盗んだ物
お金で買った物
もちろんあなたの体
もです。
それらを
ここで
全て捨てると言うか
置いて行くと言うか
とにかく手ぶらになって身軽にならないとうまくあの世へ行くのに
行けないのです。
執着と言うこの世で一番厄介な物を此処できれいさっぱり
捨てるのです。
いいですか !
うまく捨てて離れて下さい。
その為の日蓮大聖人の大曼荼羅御本尊です。
どうですか皆さん !
若し悩乱する者 頭破作七分 と 供養ある者福十号に過ぐ は
この時に本当に邪魔になりこそすれ役にはたたないのです。
この二つの 句は
罰当たりな事をしている人にしてはいけない !
と言う事と
マハー ・ ナーマンの百万人の命乞い を していない人にしなさい !
と言う釈迦牟尼仏と日蓮大聖人の 御命令 なのです。
この命令をよく聞き
その 命令とおりに
生きている人の 体と 心の事を
【 生命 】 と言うのです。
皆さん !
お願いがあります。
この二つの 【 句 】 が書いていない御本尊様は御利益が無いなんて
死んでも言わないで下さい !
お願いします。
この日蓮大聖人が書き表し御図顕された法華経の大曼荼羅御本尊は
実は何でも出来るのです。
それこそ 人を呪い殺す事 ! も
また 本当に人を幸せにする事もです。
そして この世とあの世をつなぐ無門の関所を難無く通る事も
自由自在に出来る ! のです。
ですから 法則 ・ ルール と 精神と 運転技術 を肝に銘じて
学ばなければならないのです。
是を 三大秘法と言います。
法華経の本門の 【 本尊 】 と 【 戒壇 】 と 【 題目 】
の事なのです。
この三大秘法のことは、また別のところでお話しましょう。
あっ !
一つ言い忘れたことがあります。
法華経の読み方です。
【 ほっけきょう 】 と言われる方が、たまにいらっしゃいます。
ほけきょう と読みます。
法華 と書いたら 【 ほっけ 】 と読みます。
何故だかは、よく分かりません。
【 みょうほう ・ れんげ ・ きょう 】
【 なむ ・ みょうほう ・ れんげ ・ きょう 】
が正しい読み方言い方でしょう。
きっとそうです。
拳骨和尚
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