2024年3月22日金曜日

にほんのうた 100選 みの

 

にほんのうた 100選 みの
https://dylan2023bible.blogspot.com/2024/03/youtube-100-1.html @
https://draft.blogger.com/blog/post/edit/6555249751919114552/8740447283654308538
フォーク

実は超重要なムーブメントだったフォークのシーン【邦楽通史#13】みの

加川良の「教訓1」は歌詞の盗作騒動などはあったが、当時を代表する歌だったし、近年の大友良英氏によるカバーなどを聞くと普遍的な楽曲だとも思う。
ボブ・マーリーに接近した加川良のアルバム『ONE』なども再評価されていい。
岡林信康について言うと近年のエンヤトットを聞いて欲しい。ディランへの憧れを捨てたところに新境地があったということだと思う。
実はエンヤトットという言葉は古代ヘブライ語と関連していると自分は考えている。
(一説ではヘブライ語でエンヤーは「主(ヤハウェ)とともに」、トット(ドット)は「愛される人」という意味…)
多くの日本民謡の掛け合いがヘブライ語で解読できるという説は都市伝説で片付けられないし、単なる偶然ではないと思う。
これに関してはまず日本の木遣り歌(フォークソング!)とエチオピア教会音楽を聴き比べてもらえればと思う。


追記:
別のベスト50のリストで邦楽はこの6枚

ゆらゆら帝国 / Sweet Spot
鈴木茂/Band Wagon
四人囃子/一触即発
村八分/ライブ
大瀧詠一/A Long Vacation
ローザ・ルクセンブルグ/ローザ・ルクセンブルグ2

みのが選ぶマジで好きなアルバム50 前編
(ストーンズ、ビートルズは殿堂入りで除外)




みのが選ぶマジで好きなアルバム50 前編

Alice Cooper/Killer
The Beach Boys/Pet Sounds
The Beach Boys/Smile
Big Star/#1 Record
Black Sabbath/Vol.4
Blue Oyster Cult/Secret Treaties
Bob Dylan & The Band/Basement Tapes
The Butterfield Blues band/East-West
Captain Beefheart/Safe As Milk
The Cars/The Cars
Cheap Trick/Dream Police
David Bowie/Heroes
Dusty Springfield/Dusty In Memphis
Dr. John/Gris-Gris
The Doors/Strange Days
Frank Zappa/Roxy & Elsewhere
Gary Wright/Dream Weaver
Genesis/The Lamb Lies Down On Broadway
Iron Butterfly/Heavy
Jeff Beck Group/Beck Ola
Jimi Hendrix/Axis Bold As Love
ウルトラマン
John Mayall And The Blues Breakers/Blues Breakers with Eric Clapton
King Crimson/Red
Kinks/Face to Face
Kraftwerk/人間解体

Little Feat/Sailing Shoes
Marvin Gaye/Here My Dear
Moby Grape/Moby Grape
Nuggets/Original Artyfacts from the First Psychedelic Era, 1965-1968
Robert Johnson/The Complete Recordings
The Rolling Stones/More Hot Rocks
The Rolling Stones/Their Satanic Majesties Request
The Sparks/Kimono My House
Sly And The Family Stone/Fresh
Syd Barret/The Madcap Laughs
The Millennium/Begin
Pink Floyd/The Piper at the Gates of Dawn
Tame Impala/Lonerism
Talking Heads/Remain In Light
10cc/Sheet Music
Todd Rundgren/A Wizard, A True Star
Van Dyke Parks/Song Cycle
The Who/Sell Out
The Zombies/Odessey & Oracle

ゆらゆら帝国 / Sweet Spot
鈴木茂/Band Wagon
四人囃子/一触即発
村八分/ライブ
大瀧詠一/A Long Vacation
ローザ・ルクセンブルグ/ローザ・ルクセンブルグ2



近年youtubeなどで時系列を無視した音楽の聞き方が主流になったが、それに対する反動もまたあり得る。

細川周平などの著作を参照した本書は思いのほか本格的な著作になっている。

小泉文夫、中村とうよう、を彷彿とさせる。

著者による細かな好き嫌いを封印してはいるがセンスが光る指摘が所々見られる。

以下のリスト(CD以外も含む)は結果的に付録程度の意味しかないが[再発、復刻を除けば録音日時は1914~2007まで]、これに対し読者が各自独自のベスト100を提示して比較すると面白いだろう。



1.土取利行『縄文鼓 大地の響震』

2.『復刻 日本民謡大観』

3.『小学唱歌集』

4.川上音二郎一座『甦るオッペケペー 1900年パリ万博の川上一座』

5.篠田昌已『東京チンドン vol.1』

6.松井須磨子『復活唱歌』[1914]

7.鳥取春陽『船頭小唄』

8. 二村定一『アラビアの唄』

9.『ねえ興奮しちゃいやよ 昭和エロ歌謡全集 1928~1932』

10.藤山一郎『酒は涙か溜息か』

11. 淡谷のり子『別れのブルース』

12.山田参助とG.C.R. 管弦楽団『大土蔵録音 2020』

13.並木路子『リンゴの唄』

14. 笠置シズ子『東京ブギウギ』

15.美空ひばり『リンゴ追分』

16.守安祥太郎/秋吉敏子『幻の“モカンボ”セッション'54』

17. フランク永井『有楽町で逢いましょう』

18.見砂直照と東京キューバン・ボーイズ『ECHOES OF JAPAN』

19.水原弘『黒い花びら』

20. 渡辺マリ『東京ドドンパ娘』

21. 坂本九『上を向いて歩こう』

22.高橋竹山『津軽三味線』

23.ザ・スペイスメン『AWA CRAZY DANCE』

24.ザ・スパイダース『ALBUM No.1』

25.寺内タケシとバニーズ『正調寺内節』

26. ザ・フォーク・クルセダーズ『紀元貮阡年』

27.ジャックス『ジャックスの世界』

28.わたしを断罪せよ『岡林信康』

29.佐藤允彦トリオ『PALLADIUM』

30.日野皓正『HI-NOLOGY』

31.藤圭子『新宿の女/“演歌の星” 藤圭子のすべて』

32.はっぴいえんど『風街ろまん』

33.フラワー・トラヴェリン・バンドSATORI』

34.吉田拓郎『元気です。』

35.喜納昌吉&喜納チャンプルーズ『ハイサイおじさん』

36.井上陽水『氷の世界』

37.キャロル『Funky Monkey Baby』

38.荒井由実『ひこうき雲』

39.細野晴臣『HOSONO HOUSE』

40.冨田勲『月の光』

41.四人囃子『一触即発』

42.シュガー・ベイブ『SONGS』

43.芸能山城組『恐山/銅之剣舞』

44.高中正義『SEYCHELLES』

45.Char『Char』

46.大貫妙子『SUNSHOWER』

47. 沢田研二『思いきり気障な人生』

48.憂歌団『生聞59分』

49.イエロー・マジック・オーケストラ『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』

50.サザンオールスターズ『熱い胸騒ぎ』

51.近田春夫&ハルヲフォン『電撃的東京』

52.フリクション『軋轢』

53.プラスチックス『WELCOME PLASTICS』

54.ノヴェラ『魅惑劇』

55.RCサクセション『RHAPSODY』

56.大滝詠一『A LONG VACATION』

57.吉村弘『MUSIC FOR NINE POSTCARDS

58.ゲルニカ『改造への躍動』

59.山下達郎『FOR YOU』

60.松田聖子『ユートピア』

61.竹内まりや『VARIETY』

62.V.A.『ハードコア不法集会』

63.ラウドネス『THUNDER IN THE EAST』

64.小泉今日子『なんてったってアイドル』

65. 任天堂『スーパーマリオブラザーズ』

66.ザ・ブルーハーツ『THE BLUE HEARTS』

67.ジャガタラ『ニセ予言者ども』

68.TMネットワーク『CAROL』

69.エックス『BLUE BLOOD』

70.岡村靖幸『家庭教師』

71. ユニコーン『ケダモノの嵐』

72.オルケスタ・デ・ラ・ルス『DE LA LUZ』

73.スチャダラパー『スチャダラ大作戦』

74.フリッパーズ・ギター『ヘッド博士の世界塔』

75.ランキン・タクシー『ワイルドで行くぞ』

76.電気グルーヴ『VITAMIN』

77.DJクラッシュ『Strictly Turntablized』

78. ザ・ブーム『極東サンバ』

79.キングギドラ『空からの力』

80.Ken Ishii『Jelly Tones』

81.スピッツ『ハチミツ』

82.フィッシュマンズ『空中キャンプ』

83.サニーデイ・サービス『東京』

84.ミッシェル・ガン・エレファント『Chicken Zombies』

85.コーネリアス『FANTASMA』

86.ザ・マッドカプセルマーケッツ『DIGIDOGHEADLOCK』

87.ジュディ・アンド・マリー『THE POWER SOURCE』

88.スーパーカー『スリーアウトチェンジ』

89.宇多田ヒカル『First Love』

90. 椎名林檎『無罪モラトリアム』

91.ハイスタンダード『MAKING THE ROAD』

92.ブッダ・ブランド『病める無限のブッダの世界 ~BEST OF THE BEST (金字塔)~』

93.ドラゴンアッシュ『Viva La Revolution』

94.MSC『Matador』

95.バンプオブチキン『ユグドラシル』

96.レイ・ハラカミ『[lust]』

97.ヌジャベス『Modal Soul』

98.ボリス『PINK』

99.ゆらゆら帝国『空洞です』

100.ryo『メルト』[2007]



実は超重要なムーブメントだったフォークのシーン【邦楽通史#13】みの

加川良の「教訓1」は歌詞の盗作騒動などはあったが、当時を代表する歌だったし、近年の大友良英氏によるカバーなどを聞くと今日的かつ普遍的な楽曲だとも思う。
ボブ・マーリーに接近した加川良の後年のアルバム『ONE』なども再評価されていい。
岡林信康について言うと近年のエンヤトットを聞いて欲しい。ディランへの憧れを捨てたところに新境地があったということだと思う。
実はエンヤトットという言葉は古代ヘブライ語と関連していると自分は考えている。
多くの日本民謡の掛け合いがヘブライ語で解読できるという説は都市伝説で片付けられないし、単なる偶然ではないと思う。
これに関してはまず木遣り歌とエチオピア教会音楽を聴き比べてもらえればと思う。

『大漁唄い込み』にちりばめられたヘブライ語の思い | 日本シティジャーナル
https://www.nihoncity.com/article/0611japan/

『大漁唄い込み』にちりばめられたヘブライ語の思い

函館港を題材として作曲され、民謡大会でも開幕の唄として頻繁に用いられている『出船音頭』では、「エッサ、エッサ」、「ホーイサ」という誰もが聞き慣れた囃子詞が唄われます。ヘブライ語には(yeshaya、イェシュア)という「救い」を意味する言葉があります。この言葉をルーツとして、今日でもヨシュア、イエス、イサ等の人名が世界各国で使われ、名前そのものが「救い」、「救世主」を意味します。特に「イサ」はイスラム圏を中心として、イエスキリストの呼び名として用いられていることは注目に値します。その「イサ」、または「イッサ」が多少訛って「エッサ」になったのではないでしょうか。そして「ホーイサ」の「ホー」は、「栄光」を意味する(ホッド)というヘブライ語でしょう。実際の発音では「ホー」と聞こえるため、2つの言葉を合わせて「ホーイサ」となります。つまり「ホーイサ」は「栄光イエスにあれ!」という信仰の叫び声だったのです。

さて、宮城県民謡の『大漁唄い込み』では、お馴染みの「エンヤー・ドット」という掛け声で唄が盛り上がります。これは皆で一緒に舟をこぐ場面で、互いに意気揚々と力を込めるような時に唄われる囃子詞です。「エンヤー」は既に解説したとおり、ヘブライ語で「神の泉」を意味しています。その語尾に「ドット」がつくのですが、この言葉の発音は掛け声としては不自然な響きがあり、何の理由もなく自然と形成された語尾とは考えにくいため、当初から意味のある言葉を語尾に付け足したと想定する方が自然です。するとヘブライ語で「愛されている者」を意味する(ドッド)という言葉が浮上し、これが語尾になったと推測すれば、「エンヤー・ドット」は「愛されている者よ、神の泉だ!」という歓喜に溢れた感嘆詞になります。神が与えてくださった海や川、湖等の恵みの水に民衆が預かった時に、きっと感謝の意を込めて叫ぶ言葉として用いられたのでしょう。自らが神様から愛されている選民だ、という信仰告白の想いが秘められている、貴重な囃子詞の一つです。

『大漁唄い込み』には、他にもサーヨー、トーエー、アレワエー、ヨーイトナー等の囃子詞が含まれています。「サーヨー」は「知る」という意味で用いられる(サアー)に、神を意味する「ヤー」が、語尾として「ヨー」と発音されるようになり、合わせて「神を知れ!」「神と交われ!」という意味を持つ言葉になった可能性があります。次に「トーエー」は、ヘブライ語の(トーハー)という「清められた」、「一掃した」の意味を持つ言葉そのものです。「大漁唄い込み」の歌詞では「寺もない、トーエー」と続くため、言葉の意味合いもぴったりです。また「アレワレー」は、「ヘブライ人の神」を意味します。ヘブライ語で神を意味する言葉は複数ありますが、特に(エラ)、または(エル)は神を意味する頭文字として頻繁に使われています。またヘブライ人は(ivri、イヴレー)と呼ばれ、「イワレー」という発音に聞こえます。この2つの言葉を合わせると、「エル・イワレー」となり、それが「アレワレー」という「ヘブライ人の神」を意味する囃子詞になったと考えられます。そして「ヨーイトナー」は「ヨー」が神を意味し、それに(イトナー)という「定める」という意味の言葉が付け加えられ、「神の定め」、「神のご計画」という意味を持つようになったのです。

(文・中島尚彦)


「大漁唄い込み」の囃子詞とは – 日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究
https://www.historyjp.com/article/550/

「大漁唄い込み」の囃子詞とは

「エンヤー」の意味を解明

宮城県民謡の「大漁唄い込み」では、多くの囃子詞が唄われます。中でも「エンヤードット」という掛け声は有名です。その他、「サーヨー」「トーエー」「アレワエー」「ヨーイトナー」など、いくつもの囃子詞が「大漁唄い込み」では唄われ、民衆が共に声を掛け合いながら盛り上がります。これらの囃子詞は、古くは皆で一緒に舟をこぐ場面で、互いに意気揚々と力を込めるような時に、声を合わせて唄われてきました。

「エンヤー」はヘブライ語で「私と神」

まず、「大漁唄い込み」で唄われる囃子詞のうち、最も良く知られている「エンヤードット」に注目してみました。果たして、この掛け声には何らかの意味が込められているのでしょうか。日本語では意味がない詞でも、外来語であるという仮定で読むと、意味を成していることを見出せる時があります。

古代、イスラエルからの移民が日本列島に渡来したという前提において、「エンヤードット」をイスラエルの言葉であるヘブライ語で解釈すると、詞の意味が浮かび上がってきます。「エンヤードット」は、「エンヤー」と「ドット」、2つの言葉に分けて考えます。

まず、前半の「エンヤー」をヘブライ語で読んでみましょう。「エンヤ」は「私と神」を意味するאני יה(aniyah、アニヤ) が訛り、「エンヤ」になったと推測されます。「アニヤ」と「エンヤ」の発音は、ほぼ同等であることから、自然な訛りと考えられます。「アニヤ」の意味は、そのまま訳すると「私は神様」になりがちです。よって、2つの言葉を個々に捉え、「私」と「神」、つまり「私の神」として理解するのです。すると、神を祭る際に使われる囃子詞としても重要な意味をもつことになります。

また、「エンヤー」という掛け声はヘブライ語で「神の泉」とも理解することができます。「エンヤー」の「エン」עין(en、エン) は、 ヘブライ語で「泉」、もしくは「目」を意味します。そしてיה(ya、ヤ) は、神の呼び名です。すると、「エンヤー」という言葉が「神の泉」「神の目」を意味することになります。

「愛する人」を意味する「ドット」

「エンヤー」の語尾には「ドット」という掛け声が続きます。この言葉の発音は大声を出して唄うには不向きな低い声の響きがあります。よって、何の理由もなく自然と形成された語尾とは考えにくく、当初から意味のある言葉であるが故に、それをわざわざ語尾に付け足したと想定する方が自然です。

ヘブライ語では「華やかな友」「愛される人」を意味するדוד(dod、ドッド) という言葉が存在します。これが「エンヤー」の語尾になったという前提で読むと、「エンヤードット」は「私の神、愛される人」、「私と神、愛されている」という歓喜に溢れた感嘆詞として解釈することができます。

この「ドッド」というヘブライ語のスペルは、実はダビデ王の名前の綴りと全く同じことにも注目です。ダビデ王のことをヘブライ語では同じくדוד(david、ダヴィッド) と書きます。全く同じ子音3文字を使った言葉ですが、母音のつけ方だけでその発音が大きく変わるのです。この「ダヴィッド」という名前は、「愛される人」を意味しています。よって「ドット」という囃子詞は、何等かの理由で「愛されている」ことを唄っていると考えられます。それは「神の愛」と考えられるのです。

「エンヤードット」とは、自分と神様との関係において、自らが神様から愛されている選民だ、という信仰告白の想いが秘められている、貴重な囃子詞の一つとして理解することができます。

ヘブライ語で綴られた囃子言葉の数々

「エンヤードット」は、「私と神、愛される人」という意味とするなら、次の「サーヨー」と、どのように意味がつながるかが大事になります。「サーヨー」とは、おそらく喜ぶことを意味する「サッサ」の頭文字「サ」をとって略称とし、その後に「神」の名前「ヤ」または「ヨ」を付け加えた言葉と想定されます。つまり「サッサヨー」が訛り、「サーヨー」になったと理解する訳です。その意味は、「神を喜ぶ!」という信仰の言葉になります。

続く「トーエー」は、ヘブライ語のטוהר(tohar、トーハー) という「清い」「正義」の意味を持つ言葉の語尾に神の「エル」を加えた言葉ではないでしょうか。そして「トーハエル」が多少訛り、「トーエル」「トーエー」になったと推測できます。それは「清い神」「神の正義」を意味します。

「大漁唄い込み」の歌詞では「寺もない、トーエー」と続くため、「トーエー」を「清い神」と解釈するならば、「寺はなくとも、清い神!」という意味になり、言葉の流れがぴったり合います。

最後の「アレワレー」は、ヘブライ語で「ヘブライ人の神」を意味する言葉です。神を意味する言葉はヘブライ語では複数ありますが、中でもאל(el、エル) は旧約聖書でも頻繁に用いられています。その神を意味する「エル」という文字が「アレ」と発音され、「アレワレー」の接頭語になったと考えられます。

では「ワレー」は何を意味するのでしょうか。ヘブライ人はעברי(ivri、イヴレー) と呼ばれ、「イワレー」という発音に聞こえます。この2つの言葉を合わせると「エレ・イワレー」となり、それが多少訛って「アレワレー」という「ヘブライ人の神」を意味する囃子詞になったと考えられます。

最後に「ヨーイトナー」は、「ヨー」が神を意味し、それにהתנה(イトナー) という「定める」という意味の言葉が付け加えられ、「神の定め」「神のご計画」という意味を持つようになった可能性があります。


「エンヤー」の語源と意味 – 日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究
https://www.historyjp.com/article/14601/

「エンヤー」の語源と意味

お囃子の背景に絡むるユダヤの影

「エンヤ」のルーツは掛け声の「エイ!」

祭りで唄われる囃子詞の中には、「ドッコイショ」、「ヨイショ」、「エンヤラヤ」など、多くの人が一度は口ずさんだことがあるような言葉少なくありません。中でも「エンヤー」という言葉の響きは、誰でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ごく一般的に「エンヤ」は力を入れる時の掛け声と考えられています。

では、なぜ「えんや」と言うようになったのでしょうか。その語源は、ごく一般的に使われている、「エイ!」という掛け声にあると言われています。力む際に「エイ!」と声を出すことは、誰しも経験のあることでしょう。いざ、出陣という時も、古い時代からごく自然に皆が声を合わせて、「エイ、エイ、オー!」と喚起の掛け声をあげていたのです。

「エイ」の語源は「鋭」か「曵」?

学研全訳古語辞典によると、「えい」は古くから感動詞として使われている言葉です。その意味のひとつに「力を込めるときに発する語」が含まれています。よって「えい」という言葉は、「ヨイショ」の同義語と理解されています。

一説によると「エイ」の語源は、前進して激励する意味をもつ「鋭」に象徴されているとも考えられています。この漢字には、単に鋭くとがっているだけでなく、勢いがあり、強いことの意味合いも含まれています。よっていつしか、「鋭」「えい!」という掛け声が、力をいれる際に叫ばれる言葉になったとされる見解です。

また、「エイ」は漢字の「曳」ではないか、という説もあります。13世紀の鎌倉時代に編纂された「名語記」と呼ばれた辞書には、「大物をひく人勢が、えいえいといふ、如何。えいは曳也。ひくといへる字の音をとなへてひく也」と記載されています。「曵」は、「引く」「引き寄せる」という意味で用いられる漢字です。よって、「えいえいお」という掛け声の「えいえい」は、力を入れる時に発することばであり、「えい」もその名残から同様の意味をもつようになったと解釈する一説です。

その「エイ」という力を込める言葉が多少訛って、「えいや!」「えんやらや!」となり、それらの掛け声から「えんや」という囃子詞も使われるようになったと想定することができます。

「エンヤ」の意味は「神の泉」?

もうひとつ、別次元の解釈があります。「エンヤー」という甲高い声で親しまれている囃子詞は、ヘブライ語でその言葉の意味を理解することができます。עין(en、エン) はヘブライ語で「泉」、もしくは「目」を意味します。そしてיה(ya、ヤ) は、神の呼び名です。すると、「エンヤー」という言葉が「神の泉」「神の目」を意味することになります。

古くは海や川、湖畔で唄われる民謡において、人々の生活を守り、温かい眼差しをもって見守ってくださる神の恵みを思いつつ唄った囃子詞が「エンヤー」だった可能性があります。その背景には、海や川にて漁をする人々の姿があり、「神の泉」である豊かな水源を大切にした人々の思いが込められていたのではないでしょうか。

「私の神」を讃える「エンヤ」

ヘブライ語で「エンヤ」を解釈すると、もう一つの考え方があることに気が付きます。「私」のことをヘブライ語では、אני(ani、アニ) といいます。その後の「ヤ」は、「神」を意味します。2つの言葉を合わせると「アニヤ」、「私と神」、אני יה(aniyah、アニヤ) となり、その発音は「エンヤ」とほぼ同等です。「アニヤ」の意味は、そのまま訳すると「私は神様」になりがちです。よって、2つの言葉を分けて捉え、「私」と「神」、つまり「私の神」として理解するのです。

元来、日本の祭りでは神を讃え、その大いなる恵みを人々と共に祝うことが主目的でした。祭りでは大勢の民が集い、神に祈りつつ、踊り唄いました。その祭りの場において、自分と神とのつながりを喜び踊り、「エンヤー」と声高らかに声をあげたとするならば、「アニヤ」「エンヤ」という掛け声が、「私と神」、すなわち「私の神」という意味で叫ばれていた可能性が見えてきます。

いずれにしても、「エンヤ」という言葉には「私と神」に関する強い思いが、ヘブライ語で含まれていることに違いないようです。その背景には、祭りの伝統を大切にしながら神を讃えるというユダヤの文化があり、力を込めて歌い踊る民の姿があったのです。

ヘブライ語で解明できる囃子詞の数々 | 日本シティジャーナル
https://www.nihoncity.com/article/0610japan/

ヘブライ語で解明できる囃子詞の数々

秋田民謡に「姉コもさ」と呼ばれる恋心を歌ったロマンチックな民謡があります。この唄は元来銭吹唄の一つで、鉱山で働く職人によって精錬する際のリズムに合わせて歌われながら広まりました。「姉コもさ ヤーエー」と抑揚をつけて声高らかに叫ぶところからこの唄は始まりますが、「姉コもさ」の意味は日本語ではわかりにくいだけでなく、ヘブライ語で創造主の神を意味する「ヤーエー」という言葉がその直後に続くことから、この歌詞の謎はヘブライ語で解明できそうです。

「アネ」という発音を持つ言葉はヘブライ語で(アネ)と書き、「私」を意味します。次に「コモ」ですが、これはヘブライ語で(クム)と発音される「立ち上がる」を意味する言葉でないかと思われます。この言葉の発音は「コモ」とも聞こえます。この2つの言葉を繋げると「アネ・コモ」となり、「私は立ち上がる」という意味になります。そして語尾に「前に進め」という意味を持つ(サ!)を付加することにより、「姉コもさ」はヘブライ語で「私は立ち上がって前進する!」という意味になることがわかります。

さて、騒ぎ唄で陽気に歌われている「ハットセ」という囃子詞にも注目してみましょう。宮城県民謡である塩釜甚句や石投甚句に登場する「ハットセ」のルーツは、岩手県民謡の「南部アイヤ節」で使われている「ハットサッセ」という囃子詞にあると言われています。それが時間を経て「ハットセ」に訛ったというのが定説です。そこで「ハットサッセ」の意味をヘブライ語で検証してみました。ヘブライ語には日本人の耳には「ハット」とも聞こえる(フット)という言葉があり、「叫ぶ」という意味があります。その語尾に「喜ぶ」の意味を持つ「サッサ」を加えると、「ハットサッサ」というヘブライ語の掛け声になり、合わせて「喜び叫ぼう!」という意味に解釈できます。このヘブライ語がいつしか日本語で「ハットサッセ」と発音され、最終的にはそれが訛って「ハットセ」となり、多くの民謡で歌われるようになったのでしょう。

他にも大変興味深い囃子詞があります。例えば「エンヤー」という甲高い歌声で親しまれている囃子詞も、実はヘブライ語にルーツがあるようです。(エン)はヘブライ語で「泉」を意味します。「ヤ」は神の呼び名です。つまり「エンヤー」は「神の泉」を意味します。それ故、海や川、湖畔で歌われる民謡において、水の恵みを背景に歌う囃子詞として多用されるようになったと推測できます。

また「ソレソレ」という大変聞き慣れた囃子詞も、そのルーツをヘブライ語で解明することができるのです。ヘブライ語には「頑張れ!」という意味を持つ(サラ)という言葉がありますが、それを強調すると、言葉が重なり「サラーサラー」となります。それがいつしか日本語では「ソレソレ」と発音されるようになったものと考えられます。だからこそ、「ソレソレ」と囃子詞が唄われるお祭りの背景には、何かしら一生懸命頑張る人々に声援を送る祭り人の姿があるのではないでしょうか。

このように囃子詞のヘブライ語ルーツを辿ると、単に発音が日本語とマッチングするだけでなく、その意味が周囲の環境とお祭りの背景に繋がっていることがわかります。

(文・中島尚彦)





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