傑作です。しかし主にシナリオに欠点が散見されます。
・写真は遺族に返すべきもの
・未曾有はみぞうと読まないと(監督に全権が集中しチェック機能がない)
・仲間が助けに来るシーンでロープを繋ぐカットが必要(小説版には描写があった)
・パラシュートのCGが残念(一番重要なカットなのに)
・典子の不良時代の設定が雑(キャラが一定でない)
・小僧が俺も連れて行けというシーンは追い縋らないと整合性がない(多分車に乗る演出のはずが予定変更したのだろう)
・小ゴジラのワンカット恐怖演出はコメディのカメラワーク(敷島から視点の位置付けが曖昧)
・神木、安藤の演技に迷いが見られる(敷島は内側から壊れていたという設定にすべきだし、安藤は感情を出し過ぎ)
・主人公男女の過去を説明するシーンはシナリオ段階で作業上必要だったのだろうが完成時点では必要ない
GHQを出さない設定はとりあえず納得できるものだった。
全体的に監督がシナリオを磨き上げる時間がなく、関心が特殊効果に行っていたのだろう。
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