お吟さま (1962年の映画)
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『お吟さま』(おぎんさま)は、1962年に公開された田中絹代監督の日本映画[2]。千利休の娘であるお吟とキリシタン大名の高山右近を題材とした恋愛物語[3][4]。今東光の小説『お吟さま』が原作[4]。
2021年の第34回東京国際映画祭 日本映画クラシックス 田中絹代監督特集で上映された[5]。
あらすじ
有名な茶人千利休の娘である吟は、キリシタン大名の高山右近に恋をしていた[4]。しかし、右近はすでに結婚していて、吟の思いを受け入れられなかった[4]。拒否された吟は、廻船問屋万代屋宗安と結婚することに同意した[4]。ある日、宗安が招いた茶会で彼女を見た豊臣秀吉は、美しいお吟を側女にしたいと思った[4]。さらに、石田三成に陥れられ右近は追放された[4]。そんな運命を望まず、吟は自殺を決意する[4]。
スタッフ
以下のスタッフ名等は特に記載がない限りKINENOTEに従った[2]。
- 製作 - 月森仙之助、若槻繁
- 企画 - 長島久子
- 監督 - 田中絹代
- 脚本 - 成澤昌茂
- 原作 - 今東光『お吟さま』 [4]
- 撮影 - 宮島義勇
- 音楽 - 林光
- 美術 - 大角純一
- 録音 - 福安賢洋
- 照明 - 蒲原正次郎
- 編集 - 相良久
キャスト
- 岸恵子 - 引廻しの女 [2]
映像ソフト
同時上映
- 『背くれべ』
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 国立映画アーカイブ.
- ^ a b c d e f g h i j k l m kinenote.
- ^ a b "田村正和さん「家に帰りたい、学校に行けない」忙しすぎた "泣き虫俳優" 時代". 週刊女性. 2021年9月5日閲覧。normal
- ^ a b c d e f g h i 松竹.
- "第34回東京国際映画祭 | 【お吟さま 4Kデジタルリマスター版】". 東京国際映画祭. 2022年2月22日閲覧。normal
- ^ a b IMDb.
参考文献
- "お吟さま(1962)". KINENOTE. キネマ旬報社. 2021年12月15日閲覧。normal
- "Ogin-sama (1962)" (英語). IMDb. Amazon.com. 2021年12月15日閲覧。normal
- "お吟さま". 国立映画アーカイブ. 独立行政法人国立美術館. 2021年12月15日閲覧。normal
- "お吟さま". 松竹・映画作品データベース. 松竹. 2021年12月15日閲覧。normal
外部リンク
- お吟さま - 松竹株式会社
- お吟さま - 国立映画アーカイブ
- お吟さま(1962) - 文化庁日本映画情報システム アーカイブ 2023年4月22日 - ウェイバックマシン
- お吟さま(1962) - allcinema
- お吟さま - 日本映画データベース
- お吟さま(1962) - KINENOTE
- Ogin-sama (1962) - IMDb(英語)
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