2024年4月23日火曜日

プーシキンの『金の魚』アニメーション : からすのつぶやき

プーシキンの『金の魚』アニメーション : からすのつぶやき

プーシキンの『金の魚』アニメーション : からすのつぶやき

今日 一年前に録画した
NHKのロシア語会話を観ていたら 
なんと『金の魚』の人形アニメーションが!
ロシアアニメーションを特集した回で 
高畑さんがちょこっとだけ登場し解説し 
そのあと10分くらいアニメーションの放映があるのですが
これがまた ものすごく出来がいいのです!

まるで 本物の人間が着ぐるみを来て 
演技をしているのではないかと思うほど
布がちょっと頭の上にかぶさったり 
波のメタファーとして揺れている布の上に
まちがって乗っちゃったり 
本筋の演技には「不必要」で「無駄」な
しかし 人間っぽさ 自然さを表すには不可欠な
「無意識」の動きの演出がものすごく上手いのです。

おまけに カットごとに違う人形を使っているらしく 微妙に表情が違います。

これは 大庭さん、ヒデトさん、西さんをはじめとする 絵本好き仲間には 是非見せなくてはいけません!

『金の魚』と言うと イジィ・トルンカさんという チェコの作家が作っているんですが
今回観たのは こちらのNatalia Dabijaさんという女性が作ったものみたい。
でも年代的には70年くらいかと思いましたよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

蘇部健一「六枚のとんかつ」 | はんにんはやす

●五枚のとんかつ 劇団の団長が殺されるが、容疑者の5人の団員達はその時間着ぐるみショーに出演し、それぞれ1度ずつ短時間しか舞台から降りていなかった。 最初に舞台を降りた団員は、着ぐるみを脱いで団長の部屋に行き、殺害する。その後舞台を降りた団員達は、前の団員が脱ぎ残した着ぐるみに着...