2024年4月16日火曜日

浦島太郎の後裔のドクターモンチッチもる男の島の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画

浦島太郎の後裔のドクターモンチッチもる男の島の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画

浦島太郎の後裔のドクターモンチッチもる男の島のレビュー・感想・評価

監督は成瀬巳喜男。
東京フィルムセンターで観た。
自分は浦島太郎の末裔だと豪語する謎の男浦島五郎が「ハーアーオー」と連呼する度に何故か人々が男の元に集い浦島に歩み寄っていく。浦島は言う「私は不幸だ!」記者役の高峰秀子が1番にそのネタに飛び込み、もっと広めてみては?と説得。五郎は国会議事堂に登り⁈ハーアーオー私は不幸だと叫ぶ。瞬く間に国のマスコットキャラになった五郎は、卑しい政治家達の言いなりにされて行く…という話。うろ覚えだが、確か政治家の犬に成り下がった五郎がハーアーオーと叫んでも、民衆が偽物だ!と反乱を起こし、本当の自分を取り戻した五郎はどこかへ去っていったと思います。純粋に不幸を叫ぶ男と、それを弄び金にしようとする国の政治家達の象徴的な作品なのかな。国会議事堂のシーンは絶対圧倒されます。

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