【一見の価値あり】「インディー・ジョーンズ」の世界へ!ヨルダン・ペトラ遺跡の見どころや行き方を徹底解説
ペトラ遺跡はヨルダン旅行に行ったら外せない観光スポット代表の一つです。世界一高い入場料の世界遺産ともいわれるくらいお値段は張りますが、その分見どころも満載です!
今回はペトラ遺跡への行き方やペトラでの見どころなどの情報をお伝えします。
皆さんこんにちは!ライターMiruです。
ヨルダンといえば観光でかかせないのが 映画「インディー・ジョーンズ」でおなじみ の、ナバテア人による古代都市「ペトラ遺跡」です。今回は、ペトラ遺跡への行き方やペトラの見どころを、実際に訪れた筆者が紹介したいと思います。
ペトラ遺跡への行き方
JETT Bus(ジェット・バス)
ペトラに行くには、基本的にバスを利用する人が多いです。バスはJETT bus(ジェット・バス)とローカルバスの2通りあり、JETTはヨルダンの首都アンマンや南の港町アカバから、 ペトラ遺跡の目の前のバス停で停まります 。オンラインまたはチケット窓口でチケットを買うことができ、 観光客利用が多く 英語も伝わりますので旅慣れしていない人にも安心です。片道3時間前後で到着します。
お値段は 片道10JOD(約1,900円/2023年4月27日現在) 、アンマンからの出発は朝の6時半のみで、帰路は夕方16時となっていて 定時通りに出発 しますので乗り遅れないように気を付けましょう。
*オンラインサイトでは、 ヨルダンのクレジットカードでないとチケットが買えない ことが多いので、買えない場合はチケットオフィスへ直接行きましょう。筆者は前日にチケットオフィスへ行き購入できました。席がなくなるのではと焦ってしまいそうですが、1台に収まらなかった場合は 増便される とのことなので、ご安心を。
ローカルバス
もう一つのバスは、ローカルバスです。 片道大体5JOD(約950円/2023年4月27日現在)とお安い地元料金 ですが、バスに人数が集まらないと出発せず、途中で休憩が多いなど のんびりコース になるので、時間に余裕がある方にはおすすめです。バス停に着いたら「ペトラ」と尋ねれば案内してくれます。こちらは South Station(南駅)から出発 し、ペトラまではいかず近くの村 「ワディ・ムーサ」に到着 します。ペトラ付近で宿泊を考えている方はここで降りてホテルにチェックインすると良いでしょう。
レンタカー
ペトラにはパーキングがあるので、国際免許証を持っている場合はレンタカーという方法もあります。
ツアー
バスもレンタカーもあれこれ手配が必要だし難しい!という方や、きちんとたどり着けるか不安!という方は、全て手配してくれ安全である ツアーを利用 することをおすすめします。ツアーには、往復送迎のみや、現地でのガイド付きなど色々なパターンがあるので、自分にぴったりのものをチョイスしましょう。
営業時間や入場料など
Photo by Miru
営業時間は6時~18時(冬は16時)までで、ペトラの入場料は1日券で50JOD(約9,400円/2023年4月27日現在)、2日券で55JOD(約10,400円/2023年4月27日現在)、3日券で60JOD(約11,300円/2023年4月27日現在)とあり、入場料はかなり高く世界一高い入場料といわれていますが、その分ペトラはとても広く見どころが沢山あります。 代表的な箇所のみで十分という方は日帰り、じっくり見て回りたい方は2日券 を購入することをおすすめします。
ペトラ遺跡の見どころ
シーク (岩の峡谷)
Photo by Miru
まずペトラに入ると出てくるのがシーク。ペトラ中心部に繋がる全長1km以上ある峡谷です。自然につくられたとは信じられないほどの高さがあり、アドベンチャー感がします。実は大昔、ここは海底だったそうです。
宝物殿(エル・ハズネ)
Photo by Miru
シークを進むと出てくるのが、ペトラで最も有名な建造物である「エル・ハズネ」です。なんと紀元前につくられており、当時の使用用途は未だにはっきりしていません。エル・ハズネの前にはラクダも沢山いますので、一緒に写真撮影したい方は値段交渉してみましょう。
ちなみに20:00~10:30の間には「 ペトラ・バイ・ナイト 」というツアーがあり、暗闇の中、無数の蝋燭によって照らされた幻想的なエル・ハズネを見ることができ、現地人ベドウィンによるショーも行われます。ペトラで宿泊する方におすすめです。
* 月・水・木曜日のみの開催 なので気を付けてください。
*入場料:17JOD(約3,200円/2023年4月27日現在)
Photo by Miru
下から見上げるエル・ハズネも素敵ですが、画像のように上から見下ろすことができる絶景スポットもあります。崖淵は落ちた時用のガードなどがないので、くれぐれも落下しないよう気を付けてくださいね。
エル・ハズネの両サイドに登ることができる崖ルートがありますが、かなり 足元が不安定 でアグレッシブなルートなので、ケガをしないようにしてください。また現地のベドウィン人が「5JOD支払わないといけない」「ガイド付きでないと通れない」などと平気で嘘をついて話かけてきますが本来は 無料で自由に行けるもの ですので、騙されないよう注意してください。
また、次に紹介する王家の墓の隣にもエル・ハズネの絶景スポットへ行くことができるトレッキングコースがあります。こちらのルートは大回りになるので時間はかかってしまいますが、階段があり 安全に行くことができます。
王家の墓
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エル・ハズネを進むと次に出てくるのが巨大な王家の墓です。壺の墓、絹の墓、コリント式の墓、宮殿のモニュメントと、役割により4つに分かれています。
ローマ劇場
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次に出てくるのが、ローマ帝国の支配下時代のローマ劇場です。約4000人の観客を収容できる作りになっています。
修道院(エド・ディル)
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ペトラでの最大の建造物で、こちらが最終地点となります。彫刻はなくシンプルな見た目ですがその大きさは威厳を感じられるほど立派です。標高1000mの山頂にあり、ここへたどり着くには850段の階段(という名の岩の段差)を登りきる必要があり、険しい道のりとなりますので覚悟して向かいましょう。登山後の絶景は感動も2倍です!
ペトラで気を付けること
夏は特に日差しが強く気温も高いので、 帽子やサングラスなどの紫外線予防 をお忘れなく。ペトラ内にはカフェや売店などもありますが、いいお値段がしますので 水分も持っていくことをおすすめ します。
ペトラはとにかく大きいですので、「ロバ、ラクダ、馬に乗らないか」と勧誘も沢山ありますが、正直スピードは遅く、崖などではむしろ危険ですのであまりおすすめしません。
ペトラ遺跡へ行こう!
しっかり計画を立て身体の調子も整えて、ペトラ遺跡をエンジョイしてくださいね。
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