2024年11月29日金曜日

27.秋山の樹の下かくり・・・ - 一般社団法人 桜井市観光協会公式ホームページ

秋山の 樹の下隠り

 

逝く水の 吾れこそ益さめ

 

御思いよりは

 

 万葉集巻2ー92 鏡 王女

   


歌の意味

秋山の木の下を隠れて流れていく細い流れの水が、次第に水かさを増していくように、私のあなたに対する思いのだけは、あなた自身の私への御思いよりはまさっているのですよ。

 

鏡王女

近江の国野洲郡鏡里の豪族・鏡王の女と言い、その妹が額田王と考えられています。二人は近江の水の女、高級巫女として天皇家に仕えたと考えられていますが、万葉歌人として著名で、鏡王女は藤原鎌足の正妻としても知られています。

 


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