2025年2月9日日曜日

ゴダールの決別 1993

 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
メモ『ゴダールの決別』Hélas pour moi (1993)の冒頭のやつ 寺尾次郎氏の字幕

私の父の父が困難な務めを果たすとき
森の中のある場所に行って火を起こし
静かに祈りを一心にささげると
願いはかないました
後に私の父の父が同じ務めに直面したとき
彼は同じ場所でこう言った
"火はおこせませんが"
 
2025/02/08 11:07
 
 
 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
"祈りは唱えられます"
すると願いはかないました
父も森へ入り言った
"火のおこし方も" "祈りの奥義も知りませんが" "願いのかなう この場所を知っています" "それで十分でしょう"
それで願いはかなった
 
2025/02/08 11:12
 
 
 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
しかし同じ務めに直面した私は
家の中で考えた
"もう火もおこせないし"
"祈りも唱えられないうえ"
"森のその場所も知らない"
"だがまだ物語は語れる"
 
2025/02/08 11:13
 
 
 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
シャンタル・アケルマン『アメリカン・ストーリーズ 食事・家族・哲学』Histoires d'Amérique: Food, Family and Philosophy 1989
冒頭 opening

m.youtube.com/watch?v=BYHpM-…
 
2025/02/08 11:22
 
 
 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
このエピソードは何だろうと思っていたが、アルノー・デプレシャンのエッセイ的映画『映画を愛する君へ』(2024)のなかの、ケント・ジョーンズ(映画史家)とデプレシャンの会話で
宗教家バアル・シェム・トーブ(イスラエル・ベン・エリエゼル)の逸話だと語られていた。

ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4…
 
2025/02/08 14:52
 
 
 
 
Ryo Chiura
⁦‪@r_chiura‬⁩
(ゴダールのアケルマンからの"剽窃"?は祈る主体がラビであることを除いている。アケルマン『アメリカン・ストーリーズ』はユダヤ人のアイデンティティを主題としていてあのナレーションは自然、必然。デプレシャン、ジョーンズの会話はアケルマンに言及しないのにゴダールの脱色を無化している?)
 
2025/02/08 19:37
 
 
https://x.com/r_chiura/status/1888175310572789965?s=61

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