57年前の映画を松山のロケ地で上映 渥美さん主演「喜劇団体列車」
【愛媛】渥美清さんが主演した1967年の東映映画「喜劇団体列車」の上映会が、ロケ地となった松山市堀江地区の堀江公民館で25日開かれ、満員の観客がかつての街並みなどに見入った。
町内会と公民館でつくる「堀江地区まちづくりコミュニティ会議」が「57年前の映画で懐かしい風景を楽しんで」と呼びかけ、約210人が来館した。公民館前には交通整理員も出動、プロジェクターを設置した大会議室だけでは観客が入りきらず、大型テレビのある会議室でも上映した。
国鉄駅員に扮した渥美さんらの演技に笑いが絶えず、営業終了した市内の遊園地、JR堀江駅前に現存する古い建物など、なじみ深い風景が映るたび、どよめきが上がった。
公民館での催しとしては異例の反響だったといい、企画した大城博館長(66)は「この映画を改めて街づくりの核にしたい」。アルバイト吉田明子さん(73)は「親切でおせっかいな登場人物。温かい人情が懐かしかった」と昭和の雰囲気との再会を楽しんでいた。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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